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■ 10月31日~11月29日にかけて、「2017年のポップス」をフィーチャーします







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万双のオーバーナイト・バッグ
経年変化を愉しむ、上質の出張用レザー・バッグ

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経年変化という言葉がある。それ自体は年を経るに伴う変化を指す言葉だが、万物にそれは訪れる。お気に入りの本から自宅のタタミ、果ては恋人の心まで、むしろ経年変化しないモノを探す方が難しいと言って良いだろう。

さて、どの道変化するのなら、ポジティヴな変化を味わいたい。革カバンなどで経年変化を楽しめるものは那由他の例あるが、出張用のビジネス・バッグにおいて経年変化を楽しめる最たるバッグといえば、東京の下町に存在する万双が作り出すオーバーナイト・バッグではないだろうか。

万双は創業当時から、デザイン、製造から販売にいたるまで、すべてを自社で行なってきたブランドだ。そのココロは、最良の商品を最適な価格でエンド・ユーザーに届けたいという思いにある。つまり中間マージンを除外することで、価格を可能な限りおさえて、顧客にダイレクトに商品を提供できるというわけだ。


そんな万双が21世紀に入り、顧客の要望に全力で応えた形で作り出したシリーズ、それがオーバーナイト・バッグである。なぜ全力で応えたと形容できるのか。実はこのシリーズ、モデル・チェンジがほとんど無いまま現在にいたる。万双の担当者いわく「お客様の要望を取り入れ、何度もテスト・ケースを作ってから販売した」というオーバーナイト・バッグは、最初から完璧だったのだ。

使用されるオイルド・レザーは、ヨーロッパでは1脚数十万円はくだらないとされる高級革、イタリアのシモーネ。ちょっとカラ拭きを繰り返すだけでツヤが自然に出て来るシモーネのオイルド・レザーは、使い込むほどに風合いを味わえる上に、ちょっとくらいのキズならば拭けば目立たなくなるという、日常使いへの優しさもある。

本当に出張に適しているのか。それは実際に手に取ってもらうしかないところだが、重たい荷物を入れ込んだ時のための肩に負荷が掛かりにくいデザインや、旅の必需品を入れ込める細かい作り、丁寧な縫製など、本当にビジネスマンの出張のことだけを考えたカバンになっていると思う。

難点もある。職人がすべて手作業で作っている万双ゆえ、このオーバーナイト・バッグも年間で40~60個(年によって異なる)しか製造しておらず、しかも毎年いずれも完売しているので、うまくタイミングを狙わなければ手に入らないという点だ。




オーバーナイト・バッグ (税込 74,520円)
W 42.6/ H 32.0/ D 14.0 (cm)
カラー: キャメル / ダークブラウン / ブラック





お問い合わせ先

・社名: 有限会社 万双
・住所: 〒110-0005 東京都台東区上野6丁目4番7号
・電話: 03-3832-6461
・店休日: 年末年始
・ホームページ: 万双







 

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