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■ 2月29日から3月30日にかけて、文房具をフィーチャーいたします。







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「天使のはね」ランドセル
人の手で作られる、背負いやすいランドセル

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梅雨の時期、舗道を彩るのは色とりどりの傘か、子供たちのランドセルか。いつから子供たちのランドセルはこんなカラフルになったのか。筆者の子供の頃は、男は黒、女は赤が基本だった。聞くと、21世紀に入った頃から好きな色を選ぶのが当たり前になったそうだが、カラフルなランドセル自体は昭和30年代からあった、という。


「天使のはね」ランドセル

2015年モデル
色: パステルパープル


本題に入ると、子供の入学祝いとしてランドセルを選定するのが親の、もしくは祖父母の楽しみになっている例も少なくない。人によってそれぞれ想い想いに選ぶのだろう。にもかかわらず、日本では消費者の約3割(出荷ベース)が選んでいるランドセルがある。それがセイバンの「天使のはね」ランドセルだ。

セイバンの歴史自体は古い。セイバンの前身となった会社が大阪市で創業したのは1919年。その後戦中戦後の混乱を経て、ランドセルの製造をはじめたのは1946年だった。

もっとも「天使のはね」自体はそんなに前からあったわけではない。セイバンが長い歴史の中で培ってきた技術を結集し、3年間という年月を研究・開発に費やし、その果てに、2003年に登場したのが「天使のはね」だったのだ。


「天使のはね」ランドセル

2003年に出た、初登場モデル


読んで字のごとく、子供が背負いやすい軽さ・体感重量を目指して作られたそのランドセルの眼目は、背負いやすさの実現だ。また、型崩れしにくい「スーパーフィット」機能を搭載するなど、発表後も改良に注ぐ改良が重ねられている。

余談だが、いくつものTV番組にスポンサーとして名を連ねるほどメジャーな企業であるにもかかわらず、セイバンは本社・工場ともに兵庫県に存在して拠点をよそへと一切移さない、その姿勢はユニークであり痛快でもある。いわく、良いランドセルを作るには熟達した職人が欠かせないから、だとか。



お問い合わせ先

・社名: 株式会社セイバン
・住所: 〒671-1631 兵庫県たつの市揖保川町山津屋140-14
・電話: 0791-72-3000
・創業: 1919年
・ホームページ: 天使のはねストア







 

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