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■ 3月31日から4月29日にかけて、時計をフィーチャーいたします。







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週刊プレイボーイ
疲れた男子諸君のための週刊誌

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集英社が1966年に刊行スタートした、男性向け週刊誌、『週刊プレイボーイ』。創刊当時は欧米事情や旅行、ファッションなどなんでもありの、いわゆる総合情報誌として刊行されていたが、今ではグラビアや政治など、およそ20代~30代の男性をターゲットとした雑誌となっている。

内容は、政治などのカタいトピックやコラムもあるが、大半が頭を使わない、いわゆるバカ記事。「何のメリットがあるんだ、その雑誌」と思われるかも知れないが、仕事で疲れてアタマが豆腐のようになったサラリーマンが、パチンコや喫煙のかたわらに読むのには適しているのである。意識高い系の、世に言う「エグゼクティヴな人々」は決して好まないだろうが、少なくともこの雑誌の存在価値は、そういうところにある。


週刊プレイボーイ 2015年8月31日号


そうは言ったって、スポンサー頼みのテレビやラジオより、コンテンツで勝負する雑誌媒体の方が、ある意味ではフェアで有効な記事が期待できるのでは、と見る向きもあるかも知れない。しかしグラビアの大半を、48系グループが牛耳っている状況(公式グラビア・サイトである週プレnetではそうでもないが、依然として紙媒体では、という意味)を鑑みると、やはりこの媒体は、電通(※)となぁなぁになっていると容易に推測できる。

※・・・「週刊文春」(文藝春秋)が、2011年・春にAKB48のメンバー、高橋みなみと峯岸みなみ、およびAKB運営幹部、電通社員たちが酒席で酩酊、メンバーが半裸の男性と抱き合ったりしていたと、写真付きで報じた(報道は大手広告代理店としているが、男性たちのプロティールを見れば、電通社員であることは容易に分かる)。また、AKB48の隆盛には、電通の多大なバックアップがあったとされる(太田出版「クイック・ジャパン」87号より)。

日本雑誌協会の調べでは、2015年4~6月における『週刊プレイボーイ』の発行部数は19・4万部。大手広告代理店となぁなぁな時点で、もはや正当なジャーナリズムは期待できない、この雑誌の価値は、もう一度言うと「仕事で疲れてアタマが豆腐のようになったサラリーマンが、パチンコや喫煙のかたわらに読む」ためにある。


週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]







 

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