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■ 4月30日~6月29日にかけて、「日本のジャズ」を取り扱います







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吉靴房の革下駄
京都から、現代の日本人の足のために

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革靴と言いますが、そもそもなぜ牛革がクツに使われるのでしょう。それは、クツの発祥の地であるヨーロッパでは、牛肉を食べる習慣があったからにほかなりません。牛肉を食べる、その副産物が革靴だということです。

一方、アジアの極東、日本に住む我々の祖先はというと、主食は米でした。そして、森林大国でもあるアドヴァンテージを活かして、木を使ったゲタやワラを使った草履などを履いていました。

その頃の暮らしに戻れないのは事実ですが、日本人が紡いできた文化・歴史をカンタンにないがしろにするのも、それはそれでいただけない話です。我々はその歴史の果てに存在しているわけですから。西洋と日本の現代的なミクスチャー。京都の吉靴房が展開する革下駄が体現しているのは、正しくそういったものではないでしょうか。


オーナーの野島さんは、もともとは東京の婦人靴のメーカーに勤めていたそうですが、その頃から「日本人に合った、日本的なモノを作りたい」という構想を持っていたそうで、そして作ったのが、この革下駄なのです。

ケイタイでもパソコンでもいいのですが、「かわげた」と打って、「川桁」以外に変換されますか? されないと思います。つまり、それくらい革下駄というのは、我々にとって一般的ではないのです。

その一般的ではないというところからか、当初、東京で個展を開いた時には、見向きもされなかったそうです。しかし、京都に拠点を構えてからは、うって変わって人気商品となりました。東京というよりは京都にこそマッチするクツなのかも知れません。

とは言っても、人気を博すのには、「単なる変わったクツ」で終わらない理由が、ちゃんと存在するのです。

「うちのどのクツでもそうですけど、まず履き心地が良いっていうのが、作る時の最低条件です」と語る野島さん。革下駄も、リラックスして履けるようにと、厳選されたヌメ革(タンニンでなめした、表面加工をほぼ施していない革)を使用。先端が上にカーブしているのも、歩きやすさを重視してのものです。

形状、材質、生い立ち、いずれをとっても、現代を生きる日本人の足のためにあるような・・・革下駄とはそういうクツなのです。







お問い合わせ先

・社名: 吉靴房
・住所: 〒602-8406 京都府上京区大宮通寺之内下ル開花院町111-2
・電話: 075-414-0121
・ホームページ: 吉靴房







 

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