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■ 2月29日から3月30日にかけて、文房具をフィーチャーいたします。







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あかもくうどん
地産地消にこだわった、岩手のうどん

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岩手の麺類と言えば、わんこそばを以前揚げました。しかしわんこそばの場合、システムが岩手式なのであって、必ずしも「現地の味」とイコールではない、との意見もあります。極端な話、そばを大量に用意して、給仕を横に置けば、九州でも東京でも「わんこそば」は成立します。だからこそフード・ファイトのネタに使われたりするんでしょうけれども。

その観点からすれば、今回の「あかもくうどん」は正真正銘、岩手の味と形容できます。なにしろ使われている小麦は100%岩手県産。国内小麦生産量で言えば、岩手は全体量の1%にも満たないわけですから、そんじょそこらでは味わえません。紛れもなく、岩手ならではのうどんです。


「あかもくうどん」

内容量: 200 g
原材料名: 岩手県産小麦、あかもく粉末、食塩
価格: 税込310円


「いや、うどんは分かったよ。でもそもそもあかもくって何よ?」なんて声もあるかも知れません。あかもくは食用海藻の一種です。同じ東北でも、秋田は「ぎばさ」、山形では「ぎんばそう」と呼ぶそうです。このあかもくも、岩手県山田湾で採れたものを使っています。

そのあかもくを粉末状にして練り込んだ麺は一見、蕎麦のようにも見えます。しかし、乾麺とは思えないコシとのど越しを味わえる、紛れもないうどんです。プロデュースは岩手県山田のうどん専門店「釜揚げ屋」によるもの(乾麺であってお店のメニューではありません。ただし、あかもくの入った「磯うどん」などのメニューはありました)。

「釜揚げ屋」では地産地消にこだわったうどんが堪能できますので、時間とお金がある方は、訪れてみて下さい。ただ、開店時間が11~16時と、滅茶苦茶限られていますけど(笑)。


地産地消・自家製うどん 釜揚げ屋(岩手県山田町)




 

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