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ブルボン
菓子メーカー「ブルボン」に関する考察

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日本のお菓子メーカー「ブルボン」のお菓子を思い浮かべることは、そんなに難しいことではありません。「チョコあ~んぱん」、「アルフォート」、「ホワイトロリータ」等々。実際にスーパー等の店頭に行けば簡単に見つけられますし。でもブルボンの看板商品、目玉商品となると考え付くのが難しい。難しくないですか?

そもそもブルボンとはどんな会社なのか。まずはそこからでしょう。日本のポピュラーなお菓子メーカーですが、彼らの本社は新潟県柏崎市にあります。東京じゃないんですね。




これを聞いて、彼らのお菓子の名前に少しばかり独特なのが多い理由が腑に落ちた気がします。少しばかり独特と言うのは、たとえば「ホワイトロリータ」なんて、名前だけ聞いてもどんなお菓子か(あるいはそれがお菓子であることさえ)イメージしにくいじゃないですか。そのへんのことです。

じつのところ、日本の地方へ行くと変わった名前のラヴ・ホテルが結構あるものです。たとえば佐賀県には「バナナとドーナツ」なんて名前のラヴホが実在します。どういう意味なのか、クリアには解りかねますが、地方には独特のネーミング・センスがあるものだな、ということは解ります。

ちなみに私の地元、大阪の茨木市には「Yes we can」というラヴホがあります。行ったことはありませんが、いったい何が「できる」んでしょうか。ちょっと興味があります。う~ん。

ともあれですね、ブルボンの大半のお菓子の名前が、少しばかり独特なのは、まぁこう言っちゃうとちょっとアレですけれども、「地方独特のネーミング・センス」に由来するんじゃないかと思うわけです。そういえば歌手の吉井和哉も、自著で「ブルボンのお菓子の名前ってラヴホの名前みたいじゃない?」的なことを言っていました。いいじゃないですか! 北陸マジック!




ブルボンのお菓子の味はと言うと、全体的には美味しいんです。しつこくなく、さりとて薄味でもない、絶妙な匙加減。結構好きですよ。別にとりつくろって言っているわけではなくて。ただこれもやっぱり北陸地方独特のバランス感覚によるものだと思います。北陸の環境って、曇天は多いわ、雪深いわですから、そこに住んでいると、余計な物で装飾したくない、シンプルが良いって感性になるんじゃないかなと。推測ですけど。

そう考えると、彼らに看板商品がない理由も推測がつきます。彼らの信念としては、多角化することで死角をなくすことが重要なんじゃないかと。北陸の智恵と言いますか。狩猟に喩えると、何が起きるか判らない険しい環境下では、猟師は(たとえ特別な腕前ではなくても)多い方が安全と考えるはずでしょうから。

それはひとつの真っ当な経営方針だと思います。それゆえに、彼らのお菓子もまた真っ当であるわけですね。真っ当であり続けるって、できそうでなかなかできませんよ。正味な話。


ブルボン公式サイト




 

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