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サクレレモン
栃木発、ザ・庶民派アイス(氷菓)

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「サクレレモン」などで有名なフタバ食品。前身は昭和20年に設立された栃木食糧品工業有限会社ですが、昭和20年代(戦後間もないころ)から冷菓の製造・販売に着手していました。実は冷菓企業の中でも老舗なのですね。ちなみに「フタバ食品」に改名したのは昭和38年のことです。


この当時、アイスクリームなどの冷菓はまだ高級品でした。そこでフタバ食品は、何とかアイスの美味しさを一般庶民の人にも味わって欲しいと考え、「ハーゲンダッツ」などの高級路線とは正反対、つまり手頃な大衆路線を志向しました。昭和の時代を過ごした人々には、「ニューゴールド」などに代表されるフタバ食品のアイスをかじった思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんなフタバ食品が、昭和も終わりに近づいた昭和60年に生み出したヒット商品が「サクレレモン」です。名は体をあらわすとはよく言ったもので、文字通り、サクサクした食感が美味しいかき氷(氷菓)です。サクレレモンの最大の特徴は、やはりフタを開けた途端に目につくスライス・レモンでしょうか。レモンの果肉本来の酸味と苦味が甘いシロップとマッチしており、価格、味、食感といずれの面においても多くの人に親しみやすい。これぞ庶民派アイスの模範ではないでしょうか。


ちなみにサクレレモンの発売25周年の折には、イメージ・キャラクターとして栃木県出身のお笑いコンビ、U字工事が起用されました。

さて、平成27年には(昭和からグッと飛んで最近ですね)秋冬向けのサクレとして、「サクレチョコレート」が販売開始しました。イタリア産のクーベルチュール・チョコを使ったラクトアイスですが、チョコチップと氷のサクサクした食感がマッチしています。これからの季節には、こちらの方がベターかもしれませんね。お薦めとしては、冷凍庫から出して2~4分くらい置いてからの方が、程好いやわらかさで頂けると思います。



フタバ食品株式会社




 

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