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■ 11月30日~12月30日にかけて、「日本のアイス」をフィーチャーします







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ハーゲンダッツのグリーンティー・アイス
日本発の世界標準アイス

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ハーゲンダッツが産声をあげたのは昭和36年のアメリカはニューヨークでのことです。その後昭和59年(蛇足ですが私が生まれた年でもあります)に、サントリーとタカナシ乳業が資本提携する形でハーゲンダッツ ジャパン株式会社を設立。首都圏の百貨店や高級スーパーなどを中心に商品展開をするに至りました。今でも国内に流通しているハーゲンダッツのアイスは、タカナシ乳業の専用工場にて作られています。


何が言いたいのか。ハーゲンダッツというブランドそのものは確かに舶来品ですが、ハーゲンダッツのアイスは、少なくとも日本国内に限った話をすれば、純国産品だということです。また数ある彼らのアイス商品の中でも、「グリーンティー」(抹茶、緑茶)は、確実に日本発の世界スタンダードと言えるほどの白眉であるのです。


ハーゲンダッツ「グリーンティー」が世に出たのは平成8年。その前年(平成7年)には、日本国内向け商品を研究・開発する「R&Dセンター」が神奈川県に設立されました。それまでのハーゲンダッツは「高級アイスクリーム」というブランド性に重きを置いた戦略を取ってきましたが、本当の意味で日本人の嗜好に合ったアイスとは何かを研究する方向に舵を切ったと言えましょう。そして艱難辛苦の末に生まれたのが「グリーンティー」なのです。

原料に用いるのは選び抜かれた緑茶の新芽、さらにその中から厳選された部位だけとのこと。それらを粉末にし、抹茶の良さを最大限に活かすべく、機械ではなく石臼で挽きます。これはマニュファクチュアとしては効率が悪く、1時間に数十gほどしか精製できないと言われています。別言すれば、効率を捨ててでもこだわらねばならない品質が守られているということです。

また「グリーンティー」と銘打つ以上、美麗な緑色もキープしなくてはブランド・イメージにキズがついてしまいます。抹茶の緑色は光に当たると色褪せてしまうので、先述の茶葉を挽く作業は暗室で行われるのだとか。さらに流通時や店頭などにおける光対策として、光を通さない特殊なカップを用いているのです。

こうした徹底した品質管理と、贅沢中の贅沢とも言えるこだわりを守り抜いている甲斐があって、「グリーンティー」は高い支持を集め続けています。ハーゲンダッツのファン・コミュニティ「クラブ ハーゲンダッツ コミュニティ」で、今までに発売されたフレーバーの中からお好きな物を選んでください、との(平成25年4月の)アンケートで1位に輝いたことがあるほどです。


その人気は国内に留まらず、アジアをはじめとする世界各国でも「グリーンティー」は受け入れられています。正に日本発の世界スタンダードではないでしょうか。


ハーゲンダッツ ジャパン Häagen-Dazs




 

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