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■ 2月28日~3月30日にかけて、「日本の伝記」を取り扱います







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京ばん茶
昔ながらの、京都の番茶

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1818年創業の京都の茶商、井六園。京都でお茶と言うと、まず思い浮かべるのは抹茶でしょう。宇治の抹茶と言えば大変に有名ですし、アイスクリームやスイーツにも用いられますからね。ですが、今回ご紹介するのは抹茶ではありません。京都の番茶、その名も「京ばん茶」です。

まずは、番茶とはなんぞや、という所ですが、これには諸説あります。一説には、三番茶、四番茶などのように、その茶葉が遅くに摘まれることから「晩茶」と呼ばれて、転じて「番茶」になったのだとか。東日本では、番茶の水の色と言えば緑か黄緑が大方ですが、西日本では茶色のケースが多いもの。「京ばん茶」にしてもその例に漏れず、その水の色は茶色です。


「京ばん茶」の茶葉

何故かと言うと、茶葉がそもそも違うからです。黄緑色になる茶葉は緑色の、色々な茶葉のパーツが混じった茶葉から作られますが、見ての通り、「京ばん茶」は落ち葉のような茶色い葉っぱから作られます。春に玉露や碾茶(抹茶の原料)の新芽を摘み取り、秋口に残った葉を枝ごと刈り取ったものが、「京ばん茶」の原料。茎や枝ごと蒸し、乾燥させるので、落ち葉のような形状になるのだとか。

出荷の直前に高温で炒ることで、独特の香ばしさが実現されていますが、のみならず、苦みのもとであるタンニンなどが少ないため、さっぱりした飲み心地です。生産履歴を確実に把握し、チェックは欠かさないという、安全に人一倍気を遣った井六園が昔ながらの製法で作った京番茶ですから、小さなお子さんからお年寄りまで、幅広く、安心してお楽しみ頂けましょう。


品種: やぶきた 他

茶種: 番茶
価格: 税込379円(160 g)
おすすめの浸出時間: 60~70秒

北海道では、ほうじ茶のことを番茶と言ったりします。確かに、番茶等を原料として焙煎したものがほうじ茶ですから、近いと言えば近いのですが・・・このように、一口に番茶と言っても、その土地その土地の番茶があるわけです。京都と言えば抹茶、かも知れませんが、京都の番茶もなかなかおススメですよ。


井六園公式サイト







 

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