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■ 2月28日~3月30日にかけて、「日本の伝記」を取り扱います







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十字屋のきりたんぽ
秋田県の定番郷土料理を「本場」にて

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ご飯をつぶして、ちょうどチクワのように、杉の木串に巻きつけて焼く。秋田県の郷土食として有名な、きりたんぽである。冬になると、秋田県の小学校では給食にも出て来るらしい。うらやましい。大阪の2つの小学校で育ったが、給食にタコ焼きやお好み焼きが出て来たことはついぞなかった。まあ、それはきりたんぽがうらやましいというより、郷土料理が在所(ところ)の人たちに根付いているのがうらやましいのかも知れないが。



きりたんぽとは、その名の通り、切ったたんぽのこと。そして「たんぽ」とは、稽古用の槍の先に布で包んだ綿をくっつけた、たんぽ槍のことである。秋田杉の棒にご飯をつぶして巻きつけたサマがたんぽ槍に似ていることから、この名前がついたと言われている。てことは、串刺しの状態のきりたんぽは、切っていないわけだから、正式には「たんぽ」なんじゃなかろうか・・・

十字屋は秋田県大館市で1948年よりきりたんぽを作り、商っているお店。使われているのは、配合に苦心したと言う、十字屋オリジナル・ブレンド米。それを水だけ使って炊いて、添加物などいっさい加えない。木串に巻きつけるところから袋詰めにいたるまで、すべてお店の方が手作業でおこなっている。



現在、きりたんぽの家庭での主流な食べ方は、醤油ベースの鍋で地鶏、ごぼうなどと食べるスタイル。しかし焼く時に砂糖入りの味噌を塗った「味噌付たんぽ」などは、おやつ代わりにもなるのだとか。



ちなみに秋田県大館市は「きりたんぽの本場」であり、お隣の鹿角(かづの)市は「きりたんぽ発祥の地」なんだとか。なんじゃそりゃ、と思ってしまうが、どっちにしても、秋田県の郷土料理と言っても、秋田県北部に限った話なのだろうか(取材しろ)。


きりたんぽ専門店 十字屋きりたんぽ店 秋田県大館市




 

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