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■ 6月30日~7月30日にかけて、「日本の鞄」を取り扱います







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コアラのマーチ
「お口の恋人」による賑やかなお菓子は、未だ発展途上

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海外の多くの国では考えられないほど、日本では無数のキャラクターの存在とそれらの普及が顕著に見られます。それは漫画やゲームなどの類から進出してきたものから県を代表するものまで、そのプロセスや出自は実にさまざまです。


お菓子からもさまざまなキャラクターが生まれ、日本人に親しまれてきました。といっても、キャラクターという英単語は、そのいくつかの直訳の中に「人格」という言葉があるくらいですから、「カールおじさん」などに代表されるヒト型のキャラクターが数多(あまた)あるのが実際です。しかし今回紹介するのは、恐らくお菓子のパッケージやフォルムに出自を持つ動物キャラクター中、最も日本人に近しいものではないでしょうか。『コアラのマーチ』に描かれてきた「コアラのマーチくん」は。

1984年3月、「お口の恋人」なるキャッチフレーズで知られるロッテから、『コアラのマーチ』は販売されました。余談ですが、私と生誕年月が一緒なんです。余談でした。しかし、3月生まれだから「マーチ(MARCH)」というのではなく、コアラが楽しく行進しているイメージ、つまりはコアラのマーチング・バンドをイメージしてのネーミングだということです。


「コアラのマーチくん」が
エンパイア・ステイト・ビルにでも
登っているかのようなバーコードです。
好きです、こういうセンス。
(クリックで拡大表示)
前年の1983年、ロッテは自社独自に、中が空洞のビスケットを焼き上げる技術を開発し、折しも動物園のコアラブームの黎明期ということで、『コアラのマーチ』は作られました。あのビスケットの独特のフォルムも、コアラの好きなユーカリをかたどったところから来ているそうです。ちなみに工程をうかがうと、中のチョコレートは、外側のビスケットに細い針で注入されるのだそうです。

来年で生誕30周年になる『コアラのマーチ』。今までにビスケットに描かれた「コアラのマーチくん」の絵柄は、なんと約500種類! 味もチョコレートのみならず色々な味が開発されてきました。そのヴァラエティの豊かさと変わらぬ愛嬌は、未だ『コアラのマーチ』が発展途上にあることを示しているのではないでしょうか。


会社情報

・社名:株式会社ロッテ
・創設:1948年
・従業員数:約4700人(2012年度)
・本社所在地:東京都新宿区西新宿
・工場所在地:東京都、埼玉県、滋賀県、福岡県
・研究所所在地:埼玉県







 

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