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■ 11月30日~12月30日にかけて、「日本のアイス」をフィーチャーします







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飯田園の「稀天」
一貫して自社プロデュースの、茨城の猿島茶

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日本茶と言えば、今や日本国内ばかりではなく、海外でも親しまれる飲み物になりました。タイではタイ人に合わせて作られたと言う甘い緑茶(辛い料理に合うそうです)がブームになりましたし、モロッコでは緑茶をベースにしたミントティーもあるとか。もちろん流行りすたりはあるでしょうが、もはや日本国内だけのもの、というのではないようです。

海外に紹介された日本茶の先駆けといえば、実は茨城県の猿島茶(さしまちゃ)。茨城県においてもっとも多く生産されているお茶です。猿島地方、つまり関東平野の中央部で作られるわけですから、その土壌は昔の火山灰が堆積した酸性。これが植物としてのお茶に良いそうです。


品種: やぶきた、かなやみどり

茶種: 深蒸し煎茶
価格: 税込1,080円(100 g)
おすすめの浸出時間: 50~70秒

猿島茶の栽培は江戸時代の初め頃。もともとはあまりクオリティの高いお茶ではなかったようですが、1830年頃に京都の宇治から製法のアロハ、じゃなくてイロハを学び、品質改良に勤しみました。当時は、「上方落語」といわれるように、商業都市であった関西の方が関東より圧倒的に文化的先進をほこっていたのです。

そんな改良型猿島茶を地元の茶業者、中山元成がアメリカへと売り込んだのを皮切りに、日米修好通商条約が締結された翌年(1859年)に輸出が始まりました。海外へ紹介された日本茶と言えば猿島茶、と言う背景には、かような歴史的経緯があるわけです。


茨城の猿島茶は、栽培、製造から販売まで自社で行う茶業者が多いのが特徴。飯田園もその例に漏れず、作り手の顔が見えるお茶を商っています。そのコクと味わいの深みは、改良に改良を重ねてきた猿島茶の二百余年の流れを感じるにはピッタリでしょう。


猿島茶 飯田園







 

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