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■ 11月30日~12月30日にかけて、「日本のアイス」をフィーチャーします







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「明治ブルガリアヨーグルト」
日本とブルガリアの架け橋は、ヨーグルトのキング

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今日の日本のヨーグルトを語るにおいて欠いてはならない存在といえば、明治の「明治ブルガリアヨーグルト」だろう。なにしろ同シリーズの売り上げだけで、日本のヨーグルトの売り上げ全体の約3割を占めるとも言われるのだから、まさにキング・オブ・ジャパン・ヨーグルト。どのスーパー、コンビニに行っても、ヨーグルト・コーナーを見れば、同シリーズはたいがい陳列されているくらい、絶対王者だ。


「明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン」

内容量: 450 g
エネルギー: 62 kcal (100 gあたり)
タンパク質: 3.4 g (100 gあたり)
効用: 乾燥肌、便秘の改善等
価格: オープン


しかし日本のヨーグルトなのに「ブルガリア」って・・・と疑問に思った人もいるだろう。もともと、1970年の大阪万博のブルガリア館で、明治乳業(現・株式会社明治)のお偉いがたが、本場のヨーグルトにカルチャー・ショックを受けたのが始まり。というのも、それまでのヨーグルトは凝固剤を使ったゼリーもどきで、本場のヨーグルトの美味には程遠い存在だったのだ。

1971年3月、明治乳業の「ブルガリアのヨーグルト」の再現への努力が結実し、日本初のプレーンヨーグルトとされる「明治プレーンヨーグルト」は発売された。ゼリーもどきに慣れた当時の日本人の舌には合わず、「酸っぱいわ」「腐ってんじゃねーの」と、散々な評価だったが、明治乳業は信念を持って、同商品を作り続けたと言う。


「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーンおいしい生乳100」

内容量: 450 g
エネルギー: 65 kcal (100 gあたり)
タンパク質: 3.2 g (100 gあたり)
効用: 乾燥肌、便秘の改善等
価格: オープン


「ブルガリア」の呼称は発売当時には冠せられていなかった。ブルガリア政府が、「他国で作られたものに名前を貸せるか」と、許可を出さなかったためだが、これは合点がいく。日本人だって中国や韓国で作られた商品に「日本なんとか」と名付けて売り出される事態には、きっと反発するだろうからだ。しかし明治乳業の熱意が通じたのか、1973年、国名の使用許可が下り、晴れて「明治ブルガリアヨーグルト」と改称。

現在のパッケージには、「ヨーグルトの正統」とのコピーがプリントされている。それは生産過程において、ブルガリア共和国の長い歴史の中で育まれてきた菌を用いていることもあるが、上述のように、日本とブルガリアの架け橋としての、紛うことなきヨーグルトの証明でもあるのだ。


明治ブルガリアヨーグルト倶楽部|株式会社 明治





 

「パルテノ」
日本における、ギリシャ・ヨーグルトの祖

「カスピ海ヨーグルト」
嚥下障害等お持ちの方には、おすすめできます。