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森永ラムネ
大人には不必要かもしれない駄菓子

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歳をとると、子どものころは大嫌いで食べられなかった食べ物が、すべてとは言わないけど、いくらかは食べられるようになる。私の場合、サラダがそうだ。昔は「なんで生で野菜を食うんだよ、加熱しろ、加熱!」という感じだった。今でも茄子やトマトは食べられないけど、グリーン・サラダは食べられるようになった。チェーンの居酒屋で出されるようなものは論外だけど、レタスなどを自分で吟味して作る(ってほどのものじゃないか)サラダは美味しいと感じるようになった。個人的には、グリーン・サラダはわさびドレッシングと合うと思っている。

その反対に、昔は平気だったものが、歳を重ねて食べられなくなる例もある。「森永ラムネ」も、最近ではそんなに個数を食べられなくなってしまった。もちろん、私が「森永ラムネ」を食べないからと言って、花は色を失わないし、月が満ち欠けを忘れることもない。たぶんだけど、「二時間以内に『森永ラムネ』をひとビン空にしろ。さもないと、おまえの家族は皆殺しだ」と脅迫されたら(どういう事情や状況でそうなるのかは、よく分からないけど)食べられることは食べられるだろう。でも自発的には、何個も食べたくはなくなった。




しかしこのお菓子、なんで「ラムネ」って言うんだろう。飲み物の「ラムネ」は、「レモネード」が海外から伝えられた時になまって「ラムネ」になった、というのが定説だ。でもお菓子の方は、そもそもレモネードとは縁がない。食感がシュワシュワとしてて、飲み物のラムネに味が似ていたかららしいけど、ふぅむ。ちなみに「森永ラムネ」の発売開始は1973年。

一時期、「森永ラムネ」がカラダに良いと評判になった。主な原材料はブドウ糖だからということだったけど、そもそも、グルコースの一種(つまり単糖)であるブドウ糖は、それ単体で多く摂ると、血糖値の急上昇や急降下につながりかねず、危険なはずだ。別に糖にかぎらず、栄養素はバランスよく摂ることが大事だと、その昔に家庭科で教わった気がする。そもそも駄菓子であるはずの「森永ラムネ」に健康効果を期待するって、どうなんだ。

ブドウ糖を欲しがる臓器と言えば脳だ。脳の活動にはブドウ糖が必要なのだ。脳の成長は中高生くらいがピークだと言う。脳の一部が麻痺した時、成人より未成年の方が回復の見込みは高いとも聞く。とすると、「森永ラムネ」も中高生を過ぎれば、徐々に必要なくなってくるのではないだろうか。

歳を重ねると、カラダはある程度変わってしまう。医者が何と言おうと、TVが何と言おうと、カラダが欲しているものを食べるのが恐らく最も正しいし、カラダが欲していないものは食べなくていいんじゃないかと思う。ブドウ糖は確かにカラダに不可欠だけど、バナナやうどん(要するに炭水化物)で普通に摂れる。今のところ私に必要なのは「森永ラムネ」よりグリーン・サラダなのだということだろう。


会社情報

・社名:森永製菓株式会社
・創設:1910年
・従業員数:約1377人(2013年度)
・本社所在地:東京都港区芝五丁目33番1号





 

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