日本語 | English

■ 3月31日から4月29日にかけて、時計をフィーチャーいたします。







Atom_feed
みそトマト
地産地消を体現した、北海道発の味噌とトマトのミックス

LINEで送る

これまでに日本全国さまざまな蔵元、さまざまな味噌を紹介してきました。その中で、原材料にこだわりを持つ蔵元は、北海道産の原材料を使うのが多いということを感じました。


「みそトマト」


税込価格: 648 円(70 g)
賞味期限: 18日間
原材料: ミニトマト、米、大豆、食塩

ならば北海道にはどんな味噌があるのか?という事で、北海道中川郡に位置する渋谷醸造の「みそトマト」を、今回は取り上げましょう。

そもそも北海道には、北海道独特の「北海道味噌」という味噌があります。塩分は控えめでクセの少ない辛口の米味噌、というのがその特徴ですが、当然ながら渋谷醸造もその北海道味噌の蔵元のひとつであり、昭和8年より北海道で味噌と醤油を醸造し続けています。

「北海道には他の蔵元もあるのに、なぜ渋谷醸造を? 確かに<みそトマト>は目先が変わっていてトピックにしやすいだろうが、そのアイディアや技術と味噌の出来とはまた別ではないか」と思われるかも知れませんが、何も「みそトマト」の蔵元だからという理由で取り上げたのではありません。

渋谷醸造は、毎日食べる味噌だからこそ、安心して食べられる美味しい味噌を作りたいという基幹精神を忠実に守り、北海道で取れた野菜や大豆だけを使い、すべて無添加で、つまり酒精(エタノール)や水あめなどをいっさい使わずに味噌を作り続ける蔵元なのです。そりゃあ、その時点で信頼度が他の蔵元とは違うってもんです。

くだんの「みそトマト」にしても然り。十勝産のミニトマト、十勝産の大豆と北海道産の米を使い、作られます。そこには砂糖などはいっさい添加されておらず、味噌とトマトそれぞれの本来の味がミックスされているのです。

使われる味噌はミニトマト用に作られた特製味噌。そのため甘味と酸味が良いバランスで保たれ、サラダにしてもヨシ、デザートにしてもまたヨシ、という状態に仕上がっています。


会社情報

・社名: 渋谷醸造株式会社
・創業: 昭和8年7月11日
・代表者: 岡田 清信
・所在地: 〒089-3305  北海道中川郡本別町共栄14番地3
・TEL: 0156-22-2077
・FAX: 0156-22-2156





 

未来
マルカワみそが醸造する、自然に根ざした甘口味噌

「二代目礼治味噌 有機栽培麦味噌」
明治より伝わる、大分県国東の伝統の麦味噌