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■ 9月30日~10月30日にかけて、「日本のアイス」をフィーチャーします







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「研Q室のヨーグルト」
東大と東北のコラボレーション・ヨーグルト

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有名な「近大マグロ」なんかが典型的な例ですが、最近では大学も少子化向け対策として、産学連携を推し進めています。(「近大マグロ」は近畿大学と豊田通商の提携による)

福島県の東北協同乳業も負けてはいません。先の東日本大震災では工場や設備にべらぼうな被害を受けました。また、原発事故の影響から、福島県のモノと言うだけで放射能等に関する風評被害があとを絶ちません。それがどれくらい大変か。平穏に大阪で暮らす我が身で理解できるなどとは、夢にも思いません。

が、黙って待っていても、ヒーローが現れて助けてくれるなどはありません。自助努力こそが肝心です。彼らは東京大学薬学部の関水教授と提携して、関水教授が発見した新種の乳酸菌「11/19-B1株」を使った「研Q室のヨーグルト」を、共同開発しました。メインに使われているのは、福島県産の生乳。


「研Q室のヨーグルト」

内容量: 85 g
エネルギー: 78 kcal
タンパク質: 3.2 g
価格: オープン


その背景には、二つの想いの共鳴がありました。ひとつは関水教授の、自身の研究を震災復興の一助として役立てたいという想い。もうひとつは東北協同乳業の、震災でダメージを負い、風評被害に苦しむ中で、福島のモノの有用性と安全性を対外的にアピールしたいというもの。つまり相互の利害が一致して、2013年の晩冬に共同開発がはじまったのです。

無添加、無香料で85グラムと食べやすいボリューム。「研Q室のヨーグルト」は、東大オンライン・ショップや大学構内の売店でも販売されています。売上の一部は、震災復興のため、福島県に寄付されるそうです。

この乳酸菌は自然免疫を活性化する力が強い、とのことです。こじつけを先刻承知で言いますが、そこには福島で実生活をいとなむ人々の、きびしい現状を打破せんとする意志も働いているのではないか、と思ってしまいます。


東北協同乳業株式会社




 

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