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■ 6月30日から7月30日にかけて、1984年のポップスをフィーチャーします







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■日本は、歴史的に見ても海外からの文化を取り入れ、独自に昇華してきた国である。そのことを踏まえた上で、氏はこう危惧する。

「バランスだと思うんですよね。国内と国外、両方視野に入れてバランス良くやれたらいいですけど、最近日本の伝統工芸や産業が衰退しているっていうのは、あまりにも外しか見てないからやと思います。内に目をやってたら、ここまで衰退はしない。やっぱりそれは勿体ないと思います」


■しかし近年その傾向が変わってきたという実感もあるらしい。

「去年くらいからかな、『SOU・SOU』が本格的に動き出したというか・・・デビューしました、って感じになったのは。ここ最近で、日本のモノに目を向ける日本人が増えたんちゃうかな、と思います」



『SOU・SOU』プロデューサー
若林 剛之 氏
■日本人であるというアイデンティティを持ち、日本文化独特のモノを提供し続ける『SOU・SOU』。最後に、今後の展望を若林氏に訊いてみた。

「ファッションというのは危ないんですよ(笑)。十年前にメジャーだったファッション・ブランドで今も主流だと考えられるようなブランドってほぼないでしょ。なので、そういうのよりかは、たとえば今年ウチのお客さんが百人やったとして、来年は百十人・・・っていうようにね、少しずつでも確実にファン層を増やしていければ、と。それにはやっぱり日々の事を精一杯やり続けるしかないというか。だから、正直言うと(展望は)ないんですね。・・・ただ、戦前まで続いた文化を次の世代へ継承する、バトンタッチの役割みたいなものが果たせたらな、と思います。それが大儀と言いますか・・・そういう大儀があった方が燃えますから」


(インタビューと文:三坂陽平)