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『舞妓Haaaan!!!』
京都を舞台にした、絶対笑えるコメディ

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現在、最も注目される脚本家の一人、宮藤官九郎が京都を舞台に描いたコメディ映画。それが「舞妓Haaaan!!!」(2007)だ。


「舞妓Haaaan!!!」
<Blu-ray>
主人公の鬼塚は京都で舞妓と豪遊する夢を持つ、関東在住の食品会社の末端社員。しかしお座敷で遊ぶほどの経済的余裕はなく、その夢にたどり着けずに、舞妓のパパラッチ状態が関の山という日々を過ごしていた。そんなある日、彼に京都工場への転勤を命じる辞令が下される。恋人とも別れ、喜び勇んで京都へ移り住む鬼塚。そして、京都を舞台にしたドタバタ活劇が繰りひろげられる。

阿部サダヲの初主演映画であり、名優・植木等の最終出演映画でもある。国内で100万人以上を動員し、興行収入20億を突破、公開翌年の2008年には全米で公開されるにいたるなど、大ヒットを記録した。

コメディ・タッチで描かれるものの、京都の今後の在り方、お座敷独特のシステムの是非など、考えさせられる点は多いと言える作品だ。もっとも、宮藤官九郎は京都を訪れずに脚本を執筆したとのことなのだが…

主人公の鬼塚(阿部サダヲ)の恋人役に柴咲コウがキャスティングされており、彼らの演じる恋人同士のいざこざも面白い。恋人役の女性の、執着心というか愛情というか未練というかには、改めて恐怖を感じてしまう。ちなみに作品中の地名「夢川町」は実在しない架空の地名。一度ご覧頂いて、作品を通じて京都というものの魅力と課題を感じ取って頂ければ、幸いと思う。






 

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