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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
高い完成度と気軽さを兼ね備えたアニメ映画

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2013年・夏、デート・ムービーとして全国で話題となったアニメ映画といえば、A-1ピクチャーズが手掛けた『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をおいて他には思い当たるものがないでしょう。

埼玉をモチーフとした町を舞台に、幼なじみたちの間に生じるほのかな恋愛や罪悪感などを丁寧に描いた群像劇として、2011年に深夜アニメと小説の両輪で(いわゆるメディアミックスですね)「あの花」プロジェクトは展開を開始。瞬く間に人気を博し、2013年に劇場版が公開されるはこびとなりました。

物語の始まりは、6人の少年少女たちが作った「超平和バスターズ」。幼い彼らは自分たちのグループをそう名乗り、「秘密基地」に集まって遊んでいました。何処にでもあるようなお話ですよね。ところがそのうち、メンバーの1人・「めんま」というあだ名を付けられた少女が他界します。その衝撃は他の5人の心にわだかまりを残し、大きくなるにつれ、彼らは疎遠になっていきます。しかし後々、「めんま」は物語のキー・パーソンとなって・・・


深夜アニメ・劇場版共に監督を務めた長井龍雪いわく「(物語が)アニメとして相応しくないから、視聴者にどう受け取られるか不安だった」とのことですが、その丁寧かつ誠実なアニメーション描写は、ご承知の通り、深夜時代の視聴者を越えて支持されるものとなりました。

また、上述したイントロダクションだけ見ると、ともすれば「死」にまつわる重い話と受け取られるかもしれませんが、そこはそれ、アニメーションという利点を活かし、ファンタジーな要素も十分に組みこみ、娯楽作品として遜色のない仕上がりを実現しています。

劇場版は、テレビ・アニメの補完的な意味合いを持っています。もともと劇場版は深夜アニメの総集編として企画されていましたが、その安易な発想をスタッフが嫌い、テレビ版の後日談やテレビ版では語られなかった物語を展開することとなったそうです。

この映画、上述したように、デート・ムービーとして人気を博した映画です。さりとて「ぴあ初日満足度ランキング」でも1位を獲得していたりします。つまりは、恋人や大切な人と気軽に観るのに最適であり、かつ、ファンのニーズにも応える完成度の高いアニメ映画ということになります。DVD/ブルーレイは2014年3月5日発売予定です。ぜひ、大切な人とのステキなひと時のかたわらに、どうぞ。




 Copy Right: (C)ANOHANA PROJECT



作品情報

・声の出演: 入野自由、茅野愛衣、他
・監督: 長井龍雪
・脚本: 岡田麿里
・原作: 超平和バスターズ
・配給: アニプレックス
・公開: 2013年8月31日
・上映時間: 99分







 

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