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■ 2月28日~3月30日にかけて、「日本の伝記」を取り扱います







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堀田新五郎商店の太鼓
愛知にて、日本の霊的秩序の歴史と共に

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愛知県は津島にて900年以上太鼓づくりを続けている、老舗の太鼓メーカー、堀田新五郎商店。長胴太鼓、平胴太鼓、芸能太鼓など各種太鼓を現代のニーズに合わせた形でこつこつと生産し続けている「日本における太鼓の生き字引」と言える存在です。

和太鼓は存外、日本人の歴史に浅からぬ縁があります。なにしろ縄文時代には、通信手段としてですが、すでに太鼓が使われていたと言われるくらいです。誰もタイム・マシンで見てきたわけではありませんから、確度は分かりかねます。しかし群馬県の古墳から太鼓を打つハニワが発掘されたことを考えると、少なくとも古墳時代には太鼓が存在していたと見ていいでしょう。

そうすると、水稲栽培が日本に根付いたのは縄文時代末期とされていますから、太鼓は米と並んで、日本人のDNAにしみ込んでいる存在と形容できそうです。ヘビを見たことがないサルでも、ヘビを見たら嫌がるそうです。もしかしたら遺伝子の記憶(履歴)があるのかもしれません。私たち日本人の遺伝子にも、太鼓に親しんだ記憶なんてものがあるんじゃないでしょうか。

近年では和太鼓奏者の小口大八(1924~2008)らが提唱した創作和太鼓なども盛んですが、一般に和太鼓が用いられる場面となると、祭事などの宗教行事になります。真言宗では護摩焚きの時に法楽太鼓が使われたり、日蓮宗や法華宗などの仏教の一部では団扇太鼓を使ったりします。むろん、神楽を見たことがある方にはご承知の通り、神道においても、太鼓は重要なファクターです。



堀田新五郎商店 長胴太鼓

(C) 堀田新五郎商店


愛知県の堀田新五郎商店は、上述の通り、日本人の歴史と文化において肝要な太鼓を、20代以上にわたって代々つくり続けています。愛知という地理からもご推察の通り、三重県の伊勢神宮や滋賀県の多賀大社など、各地の神社仏閣の儀式や行事において彼らの太鼓は必要不可欠なのです。彼らの伝統と技能は日本の霊的秩序にとってなくてはならないと言えるでしょう。



堀田新五郎商店 - Official Website






 

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