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■ 2月28日~3月30日にかけて、「日本の伝記」を取り扱います







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『Kanto~大空へ~』
小野塚晃が愛する自然がそこに

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『Kanto~大空へ~』
2015年7月8日発売

ZAIN RECORDS

01. Kanto ~大空へ~
02. 丘の上のドルフィン
03. Spring Ephemeral
04. Northern Landscape
05. 風の記憶
06. Party Jam
07. Fist Bump
08. Mauve
09. The Winds Of Change
小野塚晃さんは、やはりアウトドア派なんだなぁ。小野塚さんの2015年のソロ・アルバム『Kanto~大空へ~』を聴いて、改めてそう思いました。「Kanto」って、別に関東ローム層とかそんな意味じゃありません。アイヌ語で「天空」を指すワードなんですが、そっくりそのままに自然の情景への憧れがプレイにあらわれているようなんです。

小野塚さんの音楽生活30周年を記念してリリースされた、ソロとしては3作目となるアルバム。この説明だけで伝わるかとは思いますが、小野塚さんは滅多にソロ・アルバムを出しません。本体であるフュージョン・バンド、DIMENSIONの活動が盛んですし、近年では渡辺貞夫さんのツアーにも参加されていたりしますので、「なかなか時間が無いんだよ」ってカンジなんでしょうか。

しかし小野塚さんのソロを聴くたびに思うことは、やはりひとつ。この人、アウトドア派だなぁ、です。ご本人が愛してやまない北海道(アルバム・タイトルにアイヌ語を使われるほど!)の自然が感じられるような、清々しい旋律。聴いていると、本当に明るくて大きな青空に包まれているような錯覚を覚えます。

個人的なベスト・ソングは「風の記憶」。もともと歌モノを想定して作曲されたとのことで、確かに誰かの歌声がのっても違和感はないでしょう。しかしやっぱりどんな歌声より、小野塚さんのピアノが一番似合っていると思います。

もしかしたら北海道在住の方は、「北海道の自然の厳しさナメんな。こんなポジティヴなもんじゃねーんだよ」と言われるかもしれません。小野塚さんご自身は埼玉のご出身ですからね。しかしだからこそ、旅人としての小野塚さんの視点とロマンが詰まった、こんな素敵な作品が出来上がったのでしょう。



旅するピアニスト AKIRA ONOZUKA OFFICIAL WEBSITE






 

『アンソロジー』
また年末には、お世話になります!