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■ 8月31日~9月29日にかけて、「2016年のポップス」を(今頃)取り扱います







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ぱみゅぱみゅレボリューション
きゃりーぱみゅぱみゅの、「ロリ」と「ポップ」

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オトコは、すべてマザコンかロリコンかに大別される。それは、性的志向にしても、また、歌声においても、そうであろう。つまり、少なくともオトコにとって、女性シンガーにおける「天性の歌声」とは、その二面性を兼ねそなえた声のことなのだ。


ぱみゅぱみゅレボリューション
2012年5月23日発売

Warner Music Japan
価格: 税込3,150円(通常版)
税込3,800円(初回限定版)

01. ぱみゅぱみゅレボリューション
02. つけまつける
03. PONPONPON
04. みんなのうた
05. きゃりーANAN
06. CANDY CANDY
07. Drinker
08. おねだり44℃
09. スキすぎてキレそう
10. ぎりぎりセーフ
11. おやすみ
12. ちゃんちゃかちゃんちゃん


全作詞・作曲・編曲: 中田ヤスタカ
とはいえ、そのどちらか、つまり「母性」か「ロリ」に特化した歌声を具有し、それをブラッシュアップすれば、それなりに巨大な支持母体を得るのは、想像にかたくない。声だけでなく、ヴィジュアルも含めて、「ロリ」の可愛さに特化し、人気を得たポップ・アイコンといえば、そう、きゃりーぱみゅぱみゅだ。

「Perfumeの妹になりたかった」という彼女は、やはりPerfumeのプロデューサーである中田ヤスタカのもと、歌手となり、「つけまつける」でまたたく間に知名度アップ。彼女はスターダムへの階段を駆け足でのぼった。

「ロリ」の甘さと、バカみたいなポップさ。その両輪を上手に転がすエンジンを、きゃりーが身につけた。そう実感させるのは、先述の「つけまつける」を収録した、彼女のファースト・アルバム、『ぱみゅぱみゅレボリューション』だ。前段階として、彼女はミニ・アルバムをリリースしてはいたが、そこでは試運転状態だった表現力も、満を持してのファーストということで、フルスロットルである。

クセになりそうな、しかし、全部計算されつくしたメロディ、リズム、編曲。このあたりはプロデューサーの手腕をたたえるべきだろうが、さらにそれらをもう一歩推し進めた、パフォーマーとしてのきゃりーのセンスも、これまたこわいくらいのクオリティ。ふざけているような、かわいらしいような、不気味なようなルックスと音楽は、すでに唯一無二ではないか。

彼女もすでに21歳。ロリの方向性を今後どうするのかは、未知数だ。それでも、2010年代のファッション、およびファッションとしての音楽は、彼女を抜きには語れないだろう。今やきゃりーぱみゅぱみゅは、国内の人気者にとどまらず、日本国外へと羽ばたくビッグ・プロジェクトにすらなったのだから。



きゃりーぱみゅぱみゅ オフィシャル WEBSITE







 

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