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「樹木鉛筆 BOSCO」
家具職人がプロデュースする、樹木鉛筆

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以前、ある七十代の方にお話を伺ったところ、「今の若い人は、いろんなことを知っているわりに植物や虫の名前を知らない」とおっしゃっていました。かくいう私も知りません。若作りで言うんじゃありません。育ってくる過程で、木や虫に触れてこなかったと思いあたるのです。たぶん、私より若い、二十代の人の中には、木登りをしたことがない人も多いんじゃないでしょうか。

でもそんなの幼少の頃から動植物に触れていないと無理な話ですよね。というところで推奨されるのが「樹木鉛筆 BOSCO」。文具メーカーではなく、家具メーカーである五反田製作所がプロデュースする鉛筆セットです。




「BOSCO」

本体サイズ:縦204mm 横102mm 厚さ15mm
鉛筆長さ:174mm
鉛筆素材:ヒノキ、ローズウッド、ウダイカンバ、ウォールナット、ミズナラ、マホガニー
アフリカンパドック、ナーラ、チーク、ケヤキ
トレイ素材:イタヤカエデ
鉛筆硬度:全てHB

この十本セットの樹木鉛筆は、使われている木材が十本それぞれで違います。ヒノキ、ウォールナット、ウダイカンバ、ミズナラなど、それぞれの木材の個性が確かに宿っており、トレイもイタヤカエデという無垢材を用いて作られています。

五反田製作所によると、じつはこの樹木鉛筆、前世紀中にも一度プロデュースされたことがあるそうです。ただ、その時は加工の難しさゆえ供給が難航し、生産停止となりました。原因は、通常は家具に使う硬い木材を軸に使っているためだとか。

今世紀に入って、現代の名工とされる建具職人、松井美喜男さんをモデラーに迎えることで、再生産されることとなりました。一体何がそんなに難しいのか、素人にはピンと来ませんが、それぞれの木材の特徴を捉え、適宜加工することは至難のワザなのだそうです。




実際に使ってみると、まず鉛筆同士がぶつかる音からして、通常の鉛筆と違います。また、香りもそれぞれ異なります。都市部など、実際に動植物に触れて過ごすことが困難な生活空間もあるかとは思いますが、この樹木鉛筆が植物を知る一助足りえるのではないでしょうか。税抜一万円と、鉛筆としてはかなり高価ですが、その価値が確かに宿る、手作りの鉛筆です。


株式会社五反田製作所 HALCANAページ
樹木鉛筆 BOSCO - 代官山蔦屋書店ヤフー店 通販 yahooショッピング





 

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