日本語 | English

■ 8月31日~9月29日にかけて、「2016年のポップス」を(今頃)取り扱います







Atom_feed
シンカテール
選挙活動ご用達のビニール傘

LINEで送る

7月10日は参院選(参議院議員通常選挙)だ。ひところは、衆参ダブル選になるのではと、あやぶまれたものだが、あにはからんや、ダブル選は回避された。というわけで、与党、野党、新党、入りみだれて、参議院121議席を取り合うべく(一度の選挙で全議席242を取り合うわけではない)、選挙活動まっ最中の今日この頃である。

さて、選挙活動中にかかせない傘があるのをご存じだろうか。「シンカテール」という、世界で初めてビニール傘を作ったホワイトローズ社の、選挙活動ご用達のビニール傘だ。まあ、世界各地を見れば、傘をさすなんて習慣を持つ民族は、どっちかと言うと少数派なので、ビニール傘など、そもそもが何とも日本人らしい発想なのである。



「シンカテール・クラシック」

直径: 110 cm
ただんだ時の長さ: およそ 87 cm
重量: およそ 525 g
価格: 税抜6,000円

「なんで選挙活動だからって、特別な傘が要るんだ? そのへんのコンビニにあるビニール傘でいいじゃないか。そんな節約意識のないやつが政治に関わるから、税金の無駄遣いがとまらないんだ」と思われるかもしれない。確かに、コンビニのビニール傘は進化していて、今やかなり丈夫な物が大半だし、雨を凌ぐだけなら、十分に用はたせるだろう。

「シンカテール」も、骨にグラスファイバーを使ったり、ビニール・フィルムを8本の骨で支えていたりしていて、丈夫さには定評がある。だがこんなのは、今ではそこらのビニール傘でも採用されている、常識の範疇だ。「シンカテール」の独自性は、「すべらない持ち手(ハンドル)」と「逆支弁」にある、と言っていい。

まず「すべらない持ち手」。選挙や試験では、落ちる、すべる、は禁句とされているから、この持ち手は候補者には有難いだろう。フェイク・バンブーで出来ていて、手や指にフィットするカラクリだ。



そしてホワイトローズの特許でもある「逆支弁」。要するに、骨とビニール・フィルムの間に特殊加工の穴を施し、上からの衝撃(雨粒や雪など)では、その穴が開かないが、下からの衝撃(風など)は、穴が開いて、衝撃を逃す仕組みになっている。選挙活動と言えば、車の上、即席ステージの上などでの演説がお定まりだ。そこへ風が下からまいこんで、傘をグチャグチャにするのを防ぐ。まさに、選挙活動のための傘というわけだ。



現実的なことをいえば、選挙は、支持母体の規模や公約、過去の履歴で勝敗が決まる。傘が勝利を呼び込んだり、ダルマの目を入れたりはしない。しかし、ゲンをかつぐという面で有用なこともまた確か、なのだ。


ビニール傘のパイオニア・ホワイトローズ株式会社





 

UVION デュエット・ウォーカー
傘の中にステッキを収納?

イイダ傘店
あなたを表現する傘を作る