日本語 | English

■ 4月30日~6月29日にかけて、「日本のジャズ」を取り扱います







Atom_feed
スタッガード
ケルビムの伝統を正しく継承する一般車

LINEで送る



1965年、創業者の今野仁がフレーム・ビルディングをはじめてから来年で50周年を迎えるケルビム。長きに亘り、国内外にその名をとどろかせ、日本の自転車界を代表する自転車ブランドである。その自転車作りに込めた情熱と精神は、二代目・今野真一へと代がわりした今も、正しく受け継がれている。

今回紹介するのは、ケルビムのシティ・サイクルのラインナップのひとつ、「スタッガード」だ。

東京・町田を中心として展開してきたケルビムだが、2013年1月に東京・青山店をオープン。そのおり、青山という街に適した自転車を、ということで考案されたのが、俗にいう一般車、ママチャリであるところの「スタッガード」だった。

一昨年、北米ハンドメイド・バイシクル・ショーにて「ベスト・オブ・ショー」の栄冠に輝いたり、イギリス・ハンドメイド・ショーにてベスト・ロード・レーサー賞を獲得したりと、自転車作りの腕には国際的に定評がある同ブランドである。

とはいえ、ロード・レースに用いる、いわゆるロード・バイクと一般車では、用途もユーザー層も異なる。一般車のユーザーに対し、いかに「ケルビム」を打ち出すか。言うなれば、いかにこれまでのケルビムの経験と歴史を注ぎ込み、唯一無二の魅力を宿した一般車を提供するか。そこをないがしろにしては、ただの高品質の自転車であり、ケルビムが「スタッガード」を作る意義は無いに等しい。


数ある特徴のひとつではあるが、「スタッガード」においては、「通常なら一般車には使わない」とされるラグ式結合を用いている。ラグ式結合とは、パイプの結合方式のひとつで、耐久性に優れ、長年の伝統を持つ方式である。つまり、ロード・バイク作りでつちかったノウハウが、「スタッガード」にも適切に配されているのだ。

それは、デタラメにケルビムのアイデンティティを打ち出すのではなく、今までの歴史とスキルを一般車という地場で惜し気もなく発揮し、その結果として浮かび上がる個性なのである。

盤石たる乗り心地、美しいフォルム、確かな品質。それを普段使いの一般車に求める場合、「スタッガード」は極めて有用な選択肢だろう。そこには、図らずもケルビムの伝統と精神が集約されているのだから。

ケルビム/スタッガード
税抜価格:270,000円



お問い合わせ先

・社名: 有限会社今野製作所
・住所: 〒194-0034 東京都町田市根岸町 2-33-14
・電話: 042-791-3477
・ホームページ: ケルビム







 

フィービー
ドバッツが提唱する、オトナの美しい影と形