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■ 6月30日~7月30日にかけて、「日本の鞄」を取り扱います







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フィービー
ドバッツが提唱する、オトナの美しい影と形

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大阪の東洋フレーム、アメリカのGTバイシクルズでの勤務を経て、1987年に齋場孝由が立ち上げた自転車ブランド、それが「ドバッツ」である。現在はオーダー自転車のショップ兼工房を、愛知県尾張旭市に構えている。

そのドバッツのラインナップの中でも、齋場をして「大人のシュミとして長く付き合える」と言わしめるのが、2004年ごろから展開されている「フィービー」だ。

「30歳以下は禁止」と公式サイトには書かれているが、もちろん、これは齋場お得意のジョーク。現に、「フィービー」をオーダーする顧客の中には、30代後半以降が主であるものの、20代の人も多いという。




乗り心地の面から、性能の面から、また、造形する上での加工のしやすさの面からも、ドバッツはフレームにクロムモリブデン鋼(以下、クロモリ)という低合金鋼の素材を使い続けている。最近では、フレームの素材としては、アルミやカーボンが主流。しかし、クロモリは自転車フレームの素材として100年をこえる歴史を持っており、アルミやカーボンにはないシャープな佇まいがある。そのあたりが、若い層には逆に新鮮な味わいとして伝わるのだろう。

クロモリについて、「熟成された良さがあるんです」と語る齋場。これには、他の素材を貶める意図はまったくない。ただ、ドバッツと抜群に相性がいい、というのと、乗り手に快適な乗り心地、使い心地を提供するのに申し分ないと、長年のキャリアから判断されたものだろう。

そのなめらかな仕上がりや優しい乗り心地などは、クロモリが、女性や長距離ライダーに多く選ばれている理由だ。

しかし、オーダーである以上、なんといってもユーザーありき。齋場は、「最終的に、乗り味、カラー、グラフィックなど、全てにおいて乗り手の方にマッチしたもの」を目指す。「乗り手と自転車が一体になった時、美しいシルエットになるように。それはドバッツの全種類において、そう」なのだとか。

スピードだけではない、自転車を楽しむ余裕を持った大人が乗る美麗。それが「フィービー」なのだと思う。



参考価格: 税抜195,000円(フレーム、フォーク)
完成価格はお問い合わせ願います



お問い合わせ先

・店名: ドバッツ・ライノ・ハウス
・定休: 水曜・木曜
・住所: 〒488-0833 愛知県尾張旭市東印場町二反田348-2
・電話: 0561-52-1022
・ホームページ: Dobbat's







 

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