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■ 6月30日~7月30日にかけて、「日本の鞄」を取り扱います







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ガリンコ号2
力強さを感じる、唯一のドリル型砕氷船

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力強い乗り物というと、まあダンプカーだとかタンカーだとか、あるいは戦闘機だとか、種々雑多の乗り物が思い浮かぶだろう。筆者の場合は砕氷船だ。氷に閉ざされた海原を実直に進むため、綿密に計算されて造られた船体、そしてそれを支える強力なエンジン。なんじゃそりゃ、と思う人もいるかもしれない。しかしそんな人も、乗ってみればきっと頼もしさに心ふるえるはずだ。

とはいうものの、日本は四季の国(というか地域)。極地や寒帯にあるわけではないので、海が台風や時化で荒れることはあっても凍りつくことは極めてまれ。したがって、砕氷船などまず日常生活でお目にかからない。海上保安庁や海上自衛隊には配備されているが、これとて日常使いというわけにもいくまい。我々が砕氷船に乗るとすれば、北海道のオホーツク海に面する街、紋別市に赴いて「ガリンコ号2」に乗るくらいか。


ガリンコ号2
重量: 約150 t/速力: 11ノット
旅客定員: 195名

「ガリンコ号2」は、ヤマニシが流氷観光のために設計・製造した砕氷船だ。名前の通り2代目であり、かつては三井造船製の先代がその責を担っていたが、1996年に引退。翌年の1997年1月、先代よりも重量も定員数も増した「ガリンコ号2」が就航し、今も現役で北の海に我々をいざなってくれている。

特徴は何と言っても、ネジを回す要領で前進すると言う、アルキメディアン・スクリュー(らせん形状のドリルと思いねえ)だろうか。つまりドリルだけで前に進む。おまけに行き足(それまでの勢いで走ること)がなくても旋回可能。砕氷船としては唯一残っているドリル型ということだが、何とも格好いいじゃないですか。

夏季にはクルージングなどでも乗れたが、やはり氷の海原でこそ砕氷船の本領は発揮されるというもの。流氷観光でこの砕氷船に乗れるのは1~3月。僅か1時間程度の便ではあるが、1度乗ってみて下さい。その力強さにホレますよ。






お問い合わせ先

・社名: 株式会社ヤマニシ
・住所: 〒986-0843 宮城県石巻市西浜町1番地2
・電話: 0225-82-5551
・ホームページ: 株式会社ヤマニシ







 

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