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■ 10月31日~11月29日にかけて、「2017年のポップス」をフィーチャーします







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モリタの消防車
良い消防車を造る、その熱意の炎は消えぬまま

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火災をはじめ多種多様な災害時に活躍する消防車。モリタホールディングスは、そんな消防車メーカーの国内最大手だ。なにしろ日本国内に消防車メーカーは14社あるにもかかわらず、日本の消防車の半数近くはモリタ謹製の消防車と云われているのだから。

なるほど、自治体を筆頭に、空港、あるいは石油化学コンビナートなどの危険物取扱施設、変わった所では皇宮警察本部でも消防車は導入されているから、需要は結構ある。しかしそれにしたって毎年じゃんじゃん消防車を買い替える、資金潤沢な組織など昨今ではなかなかない。国内の消防車の買い替え周期は、だいたい17~18年くらいが平均とされている。

とすると、モリタホールディングスの売上高も頭打ちか、と思うと、そんな様子でもない。2011年から2014年までのデータを見ると、売上高、営業利益、経常利益のいずれも右肩上がりなのである。需要が全く無くなることはないだろうが、そうかと言って、そこまで繁盛する余地も無さそうな市場で、いかにしてモリタはこのような数字をたたき出したのか。


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大会社の多くがそうであるように、海外展開という要因はある。たとえば人口が十数億人という中国では、日本と比べものにならない数の消防車が必要とされるわけだ。

しかし本質的なことを言えば、モリタの好調の理由は、結局は消防製品の品質が良いから、となる。消防車というと、どれも性能なんか似たり寄ったりだろ、そしてそれを金太郎飴のように再生産しているんだろ、と一般の人は思ってしまいがちだ。

そんなことはない。たとえば放水時間を数分延ばすなど(これ、実は凄い事なのだ)、モリタは地道に改善に改善を重ねて、最良の品質とアイデアを備えた商品を提供し続ける。だから利益も右肩上がりで、シェア・トップの座に君臨しているし、海外でも信用を生み出せるのだ。


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消防業界の活性化は、一般に暮らす我々の生命、財産を少しでも多く救うことに繋がる。確かに資本金で差が生まれる所はあろうが、アイデアに関しては鈍しないことが肝心だ。消防業界がアイデアを出し合って、各社、切磋琢磨してくれることを願うばかりである。


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※写真提供: 株式会社モリタ


お問い合わせ先

・社名: 株式会社モリタ
・住所: 〒669-1339 兵庫県三田市テクノパーク1-5
・電話: 079-568-7800
・ホームページ: 株式会社モリタ







 

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