公開日時:2012年12月31日
文:三坂陽平
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夏の「土用の丑の日」になぜウナギを食べるのか?
日本では夏になると、みんながみんなこぞってウナギを求める傾向がある。「土用の丑の日」にはウナギを食そう、という習慣からだ。
この習慣は江戸時代の発明家・平賀源内が、鰻屋に頼まれて作ったキャッチ・コピーから現代にいたるとされるのが定説。暦の雑節のひとつ「土用」は、夏だけでなく春夏秋冬あり、平均年6回ほどあるのだとか。
ちなみにウナギの旬は、冬眠に備えて栄養を蓄えている晩秋から初冬あたりである。
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