大阪府吹田市。万博記念公園の所在地で知られるこの町の伝統野菜・吹田くわいについての記事は前出の通り。そしてその中で、吹田くわいを使った焼酎「芽吹」の存在にもふれました。今回はその「芽吹」のお話です。
元々は吹田の一機関がノベルティというか記念品というかの為に2008年に作った焼酎が最初の「芽吹」だったそうです。その焼酎が、地域ブランド創造に際して採用され、2010年一般販売されることとなりました。
毎年1,400本前後、2011年度は1,100本程度しか収穫されなかった吹田くわい。当然それから作られる「芽吹」も生産量は少ないのですが、味は一級品。フルーティーな味わいが心地好く、特に女性ユーザーに好評で、リピーターになる女性も多いとのことです。
そういえば一時焼酎は太りにくいお酒として注目を集めました。アルコールには糖分が付き物で、それが太る要因とされますが、焼酎はその糖分が無い訳ですからつまりは太りにくい訳なのです。その辺りも女性受けの要因の一つかも知れませんが、味が良くなくてはリピーターもあったものじゃないでしょう。端的な表現ですが、やはり女性好みの味なのです。