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ヱビス <ザ・ブラック>
丁寧に作りこまれた日本製シュヴァルツ・ビール

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日本の黒ビールで、美味しくて、なおかつ国際的に通用するものとは、いかなものか。黒ビールと一口に言っても色々ある。国内で有名なのは、『ギネス』などのスタウト・タイプだろうか。しかし、ドイツ語で「黒」を表すシュヴァルツ…そのシュヴァルツ・タイプの傑作を忘れてはならないし、もっと多くの人(20歳以上に限る)がその味に触れて然るべきだろう。


ヱビス<ザ・ブラック>
アルコール:5%
原料:麦芽、ホップ
さて、国内4大ビール・メーカー(アサヒ・キリン・サッポロ・サントリー)の中で、もっとも個性的と目されるサッポロビール。彼らが長年展開している、シュヴァルツ・ビールが『ヱビス <ザ・ブラック>』だ。

日本のビールは大半が下面発酵(ラガー)のピルスナー・タイプだ。ピルスナーとは、黄金色の炭酸ビールと思ってもらっていいが、この黒ビールはピルスナーではなくシュヴァルツ。そのため、ピルスナーを飲み慣れた人は遠慮したい保守的な気持ちに駆られるかもしれない。

だが、試してみてほしい。丁寧な作り込みが味や香りにも見て取れる、この黒ビールを。

2003年に実に60年ぶりに生産ラインに復帰して以来、コンスタントに人気を獲得してきた、恐らくは国内4大ビール・メーカーの黒ビールの中で、もっとも「黒ビールらしい」黒ビール。それはつまり、一般に手に入りやすい、極上の黒ビールであるということ。

苦味は、色合いの割には大人しいと言うかメロウであり、香りもかすかにチョコレート・ライクな匂いがして、何処か親しみ易さを持てる。

また、通常のピルスナー・ビールに比べて時間をおいてもその味を楽しめるため、1日の終焉に友とするに最適との見方も出来よう。












 

キリン ハートランド・ビール
鼻腔をくすぐる芳香とキレの良い喉ごしの瓶ビール

オリオン ドラフトビール
沖縄という地域に根ざして造られたビール