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猿川伊豆酒造の「猿川」
明治からの伝統を継承する、壱岐の麦焼酎

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長崎県・壱岐島。九州の北の海に浮かぶ推定人口3万人弱、面積は133平方kmほどの島だ。

この島では一次産業がさかんで、中でも海女たちがウェットスーツではなくレオタードを着用して行う潜水漁は、全国的にも珍しく有名である。


「猿川」
原料:大麦、米麹
アルコール度数:35度
容量:1800ml
税込価格:2680円
だがこの島の特産品といえば、やっぱり壱岐島に脈々と伝わる、伝統の麦焼酎をおいて他はない。麦と米麹を2:1で組み合わせ仕込む、その麦焼酎を生産する蔵元は、現在島内に7つ存在する。

その中の1つ、猿川伊豆酒造。その代表銘柄「猿川(さるこう)」を今回は紹介させて頂きたい。

ちなみに、猿川とは、壱岐島に伝わる神水の流れる川の名前とのこと。なるほど、クリアーかつコクを忘れない、その名を冠するに相応しい銘酒だ。

1903年、明治の頃に創業して以来、今ではほとんどの蔵元がしなくなった醸造法「麹室(こうじむろ)カメ仕込み」を今でも採用しており、そのため、原料である「米と麦」の香りとかすかな甘みを大切にしながらも、スムース至極な口当たりを実現している。

さて、なぜ壱岐島の麦焼酎が良いのか? 元々、この島では温暖な気候であることから米作りが盛んに行われてきた。しかし、年貢として納める義務があったため、麦を主食にした文化が発達して来た。それが、麦焼酎の発展に繋がったという。いわば、歴史が息づく麦焼酎なのである。是非、一度味わってその古の味を確かめてみて欲しい。












 

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