内容は、男性向け雑誌とだけあって、ヌードや性関連のゴシップ・グラフなど、下ネタ、下世話なハナシに特化している。先述のように、暴力団関連の記事が多数見受けられるが、どちらかと言うと娯楽向けの雑誌とされる。ちなみに、日本ジャーナル出版が掲げる『週刊実話』のキャッチ・コピーは「本音に迫り、見て、読んで、楽しめる。総合娯楽誌」である。
『週刊実話』 2015年 8月20・27日合併号
2013年11月21号においては前田敦子、深田恭子、綾瀬はるか等の女性芸能人25人の写真と裸の胸部のイラストを合成した画像が掲載されたとして、裁判沙汰になった(日本ジャーナル出版の敗訴)こと等からご推察頂ける通り、まあ、タイトルには「実話」とあるが、実際の話だとか、実りのある話だとかを期待してはならない。
日本雑誌協会調べでは、2013年10月1日~2014年9月30日における『週刊実話』の発行部数は21万部。くれぐれも娯楽のタネと思ってお読み頂きたい。間違っても知識を蓄えるだとかは考えてはならない。ましてコレで性の実態を知ろうなどとは。
『週刊実話増刊』 2015年 8月19日号