世界3大ジーンズ・ブランドのひとつ、Lee。そのブランドを日本で展開するLee Japanから、ジーンズのこれからの在り方のひとつを提議するかのようなプロダクトが昨年発表された。
近年、電気スポーツ・カーの日本導入など 、何かと環境に配慮する姿勢の企業・生産活動が活発だ。それだけエネルギー問題、環境問題が身近に差し迫っているということだが、これまでの生産活動体制からの変更というのは、どの企業にとっても口で言うほど簡単なことではない。

今回取り上げられたプロダクトは、これまでのジーンズと何が違うのか?先ず、生産過程が違う。製品に用いる材料も違う。そしてその差異には、Leeの、ジーンズ生産による環境負荷の低下への姿勢が光る。
用いる材料は、一般には聞き馴染みのない「プレオーガニック・コットン」である。簡単に言うと、ある農家がこれまでのコットンからオーガニック・コットンへ移行したいとしよう。しかし様々なルールから、その移行には3年の歳月が求められ、3年経たないとオーガニック・コットンとはいえませんよ、というのである。その3年の間に収穫されたコットンをプレオーガニック・コットンと呼ぶのである。無農薬で栽培されていながら、オーガニック・コットンとは呼べないプレオーガニック・コットンを使用することで、環境・資源保全に一役かっている。