というわけで今回ご紹介するのは、福島の天然炭酸水「あわ心水」な訳ですが、炭酸水は我々の健康にとって良いものか、それとも悪いのか、先ずはそこからハッキリさせておきましょう。
大体の場合、炭酸水は酸性です。そしてそのため、飲むと歯が溶けるなどというようにも云われます。その危険性は確かにあるにはあるそうですが、それはコーラなど糖分が入った炭酸飲料水を恒常的に摂取したケースであり、無糖の、天然の炭酸水においては、その危険性はごく少ないものだそうです。
ただし、炭酸を飲むとゲップをしたことが、誰しも経験あると思います。胃酸が逆流しがちの方は、炭酸水を避けるべきだそうです。また、胃潰瘍を患っている方も、炭酸水を飲むと回復が遅れるという報告があります。
さて、本題である「あわ心水」ですが、明治10年(1877年)には旧・会津藩士によって「太陽水」なる名称で販売されたというその水は、極めて清潔にして純白。明治の世において、宮内省・大使館などで好評を博し、海外に輸出もされたと言います。