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■ 2月29日から3月30日にかけて、文房具をフィーチャーいたします。







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冨士美園の「こしひかり玄米茶」
お茶とコシヒカリを楽しめる、新潟の玄米茶

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新潟の冨士美園は、明治元年(1868年)創業の老舗です。栽培においては土からこだわったり、100年ぶりに紅茶の栽培(雪国紅茶)を復活させたり、何かと話題の尽きない冨士美園ですが、今回おすすめしたいのは「こしひかり玄米茶」。文字通り、新潟産こしひかりを用いた玄米茶です。


新潟と言うと、米どころ、もしくは雪の町というイメージで、おそらくお茶の印象はないと思います。実際、あんな雪国でお茶の生産とか成り立つの? と思われる方も多いでしょう。お茶の生産で商売が成り立つ町としては、ギリギリ最北端の町、それが村上茶を生産する新潟県村上市なのです。

実は、かの地でのお茶作りは存外長い歴史があり、およそ400年前、江戸の初期に遡ります。冬は長く、年間の日照時間も短めという逆境にも負けず、いや、むしろその逆境を活かした新潟ならではのお茶作りが、400年もの間、連綿と受け継がれてきたのです。

日照時間が短めということは、茶葉の光合成の時間も量も控えめになります。ために葉の中の、タンニンなどの苦みの元となる要素も少なめになり、渋みの少ない、清涼なお茶が育つのです。また、長く雪の下で育った茶葉には栄養がタップリあり、豊潤なうま味を引き出しています。雪の町ならではのお茶たり得ましょう。冨士美園も、村上茶を製造し、商う店のひとつです。


品種: ふくみどり 他

茶種: 玄米茶
価格: 810円(150 g)
おすすめの浸出時間: 30~40秒

何といっても新潟は米どころ。そこのお米とお茶が一気に味わえるんですから、下世話かも知れませんが、なんかお得な感じがするじゃありませんか。炒ったこしひかりの香りとお茶の風味が相まって、独特の香味を楽しめるのはもちろん、煎茶などに比べて胃腸への刺激も少ないので、寝る前のちょっと贅沢な一杯としても最適です。


冨士美園公式サイト







 

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