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『明治 温かしょうがのど飴』
1/3の重要なCough Drop

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こんにちは。本日のお題は、明治(旧明治製菓)の『温かしょうがのど飴』です。明治から出ているのど飴の中で、慣れ親しんだものとなると、私の場合はこれになります。というか、これ以外に明治ののど飴ってあまり浮かばないんですよね。

明治については皆さん先刻ご承知のことかと思います。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで、もしくはTVのコマーシャルなどでお馴染みのお菓子メーカーです。たぶん就職活動やアルバイトなどで明治を訪ねた方も結構な数おられるのではないでしょうか。だからして、企業についての説明は、今回は省略します。

で、この『温かしょうがのど飴』は、いったいどういうものなのか。




2010年、明治製菓(当時)は生姜エキスを含んだのど飴『温かしょうがのど飴』を冬季限定商品としてリリースしました。これが好評だったものか、翌年10月には、生姜エキスと刻み生姜をソフトキャンデーに練り込んだ『温かしょうがソフトキャンデー』と一緒に、『温かしょうがのど飴』を再度、世に送り出します。こののど飴を「冬の定番商品」として浸透させるべく、明治は一歩一歩と着実にステップを重ねていたのです。

これらが好評であったのでしょう。2012年10月には『温かしょうがのど飴』がまたも店頭に姿を現しました。2011年には10月25日発売開始であったのが、2012年には10月2日でした。この年は夏もそこまで暑くはなかったし(と言うより2010年、2011年が地獄的な猛暑だった)、気象庁は寒冬だったと、つまりは暖冬ではなかったと報告しています。かような気候的要素もあったのでしょうが、それよりもやはり、世間に冬の定番として確実に根付きつつあるという手応えが明治にあったのではないでしょうか。

ただ、この頃の『温かしょうがのど飴』と現在のそれには違いがあります。

2012年当時も『温かしょうがのど飴』は、3種類の味のアソート(詰め合わせ)であったことに変わりはないのですが、内容が違っていました。当時は「レモンしょうが」「ゆずしょうが」「はちみつしょうが」の3タイプだったのですが、現在は「レモンしょうが」の代わりに「きんかんしょうが」となっています。

個別包装紙は、「ゆず」が黄色、「はちみつ」がオレンジ色、そして「きんかん」が緑色となっていますので、一目瞭然かと思います。




個人的好みになりますが、この「きんかん」(緑)が私には合います。他の2つは、正直なところ、生姜ゆえのキツさがあり、舐めていて「カハッ」とむせてしまうのです。ところが「きんかん」は味が比較的マイルドなので、むせずに済むんですね。それはありがたいです。

だから私には3分の2は(率直に言って)不要なのですが、毎年「冬の定番」として顔を出すのど飴です。それなりにヘヴィ・ユーザーもおられましょう。その中には「いや、もう『きんかん』とかいいから、もっかい『レモン』復活させてよ」というご意見の方もおられるかもしれませんけどね。


株式会社 明治




 

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