日本人の多くが水道水や日本製ミネラル・ウォーターなどで飲み慣れているのは、軟水と云われています。つまり硬水(硬度301以上の水)などに比べてミネラルを多く含まない水なわけで、飲みやすいのは結構なのですが、それではミネラルを補給するという目的には適していません。
といって、ミネラルを多く含んだ硬水となると、「ペリエ」(フランス)や「ボルセック」(ルーマニア)などの海外からの輸入商品にどうしても分があります。
そこでミネラル補給のためにと提示するのが、北海道からの海洋深層水「知床深海の水」です。海洋深層水とは深度200メートル以上の深海から採水する水のコトです。農水省のガイドラインにある「特定水源より採水した地下水」ではないため、厳密には日本ではミネラル・ウォーターに該当しないのですが、細かいことは言いっこなしなのか、ミネラル・ウォーターとして一般市場では取り扱われています。
知床半島と言えば、世界自然遺産に登録されたことで有名ですが、そこの沖合、水深数キロから吹き上げる海洋深層水の塩分を、特殊なフィルタで除去。沢山のミネラルをその水の中に残し、その硬度は実に1000。軟水に慣れ親しんでいる日本人のことですから、飲みにくいと感じる方も中にはいらっしゃるかも知れません。
海洋深層水は、太陽の光が届く表層の水とは異なり、光が届かないため低温のままで維持されています。また深海の想像を絶する高圧下にあるため、人類による化学汚染などが及んでいない、清浄(正常)な水であると云われています。