「ナウい」や「インベーダー」などが流行語としてもてはやされた1979年、日本を代表するといっても過言ではないプライオリティを誇る駄菓子が店頭に姿をあらわしました。その名は「うまい棒」。
販売数は1日約140万本、年間ではなんと約4億本以上という日本国内では知らない人は先ずいないという、駄菓子の日本代表ともいえるスティック菓子です。
販売しているのは東京都墨田区に設立されている株式会社やおきん(錦糸公園から北方面へしばらく行ってみてください。緑色のビルがすごく目立っていますから)ですが、やおきんは任天堂や伊藤園などと同じいわゆるファブレス企業(工場を持たない企業)。生産はリスカ株式会社が、茨城県内に4つ存在する工場を拠点におこなっています。
1979年発売当初はソース、カレー、サラミ味の3種類が展開されていましたが、現在はタコヤキ味、コーンポタージュ味、シュガーラスク味など約20種類(地域限定品を除く)が展開中。余談ですが、カレー味は1980年で生産終了、時を経て2000年ごろからはチキンカレー味が販売されています。