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ロイズの生チョコレート
なめらかで美味しい(ただし要冷蔵)

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仕事であれ、プライベートであれ、大阪から北海道へ行く場合には、だいたい飛行機を使う。というか、飛行機以外で行ったことがない。新千歳空港。そこで一番目につくチョコレートといえばやはりロイズのチョコレートになるのではないか。私の記憶が確かなら、空港の搭乗橋(着陸後に飛行機と空港を繋ぐあの通路)にも「ROYCE’」のロゴが、デーンと大きく施されていたくらいである。

なんでそのスペルで「ロイズ」なんだ、「ロイス」と読むんじゃないのか。そう思われる向きもあるかもしれない。私も最初はそう思った。



ロイズ チョコレートワールド(新千歳空港内)
出典:130725 New Chitose Airport Hokkaido Japan08s5.jpg
from the Japanese Wikipedia
(撮影:2013年7月25日)

ロイズの正式名称は「ロイズコンフェクト」。これはロイズの創業者であり現社長である山崎氏の名前に由来する。彼の名前が「ヤスヒロ」で、下から読むと「ロヒスヤ」。そして「ヤ」(屋)は英語でコンフェクトだろ、ということで(厳密には違うんじゃないかと思うけど)、ロヒスコンフェクト。さらに音の響きをあれこれ考慮して、最終的に「ロイズコンフェクト」になったとか。綴りにしても「Royce’」は「Royce’s」の略なので「ロイズ」なのだという。

なんじゃそりゃ、と思わなくはない。

だって普通、ロイズなら「Roy’s」でしょ。まぁ深く追求するのも野暮な話なので、しないけど。

と、ここまでお読みになった方は、私はロイズや山崎氏に好印象を抱いていないと思われるかも知れない。やれやれ、まったく。でもそれはそれとして、ロイズが1995年より販売している生チョコレートに関しては、素直に美味しいと感じた。味はマイルドホワイト、オーレ、オレンジリキュールなど種種様様にあるものの、中でも深緑色のパッケージに入ったシャンパン味が頭ひとつ抜けていると、個人的には思う。



生チョコレート[シャンパン(ピエール・ミニョン)]
from Royce' Official Online Shop

生チョコレートというくらいなので、口内での味わいがなめらかである。それでいて甘すぎない(まぁどう感じるかは個人差があろうが)。いわく生チョコはノーマルなチョコと比して水分量が多いという。通常は2~4%のところ、生チョコは生クリームを多量に使うため、約18%にもなるのだとか。そりゃ凄いな。まぁ北海道だから、新鮮な生クリーム(牛乳)には事欠かないのかも知れないけど。

アイデアのもとになったのは、チョコレート菓子のトリュフだという。あの、カタいチョコでクリーム状のチョコを覆ったお菓子である。あの中身だけを、つまりクリーミーなチョコの部分だけを独立させて商品化できないか、と思いついたのが始まりなんだそう。

トライ&エラーの末、1995年に通年販売がスタートしたロイズの生チョコレートは、今では年間2000万セット以上を売り上げる、ロイズの看板商品となっている。当今においては、おそらく「白い恋人」や「マルセイバターサンド」に比肩する北海道みやげであろう。

ただネックは、生チョコであるがゆえに冷蔵保存しないと商品としてもたないことである。つまり要冷蔵。これが少々めんどくさいと言えばめんどくさい。たとえば職場へのおみやげに持っていっても、冷蔵庫のない職場なんてざらにあるでしょ? その点さえ消費者サイドがクリアできるなら、というところである。

ロイズ公式オンライン・ショップ




 

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