~松本ご夫妻愛用のバッグたち~
奥が奥様用・手前がご主人用のもので、
これらもご自身で作られたという
さて、松本夫妻は2人ともそれぞれにカバンの作り手である。そしてモノづくりには作り手それぞれの良さ・強みを活かすことが求められる。ここで夫妻にお互いの、自分には無い「良さ」を伺ってみた。
ご主人「センス。センスが良い」
奥さん「発想が豊か。(作るカバンの)ラインとかの発想が、普通に無いというか」
説明としてはあっさりしているが、この言葉の少なさが、作ってきたモノへの自信と互いの信頼のあらわれとも言えるのではないか。それぞれの作品であるカバンが雄弁に語ってくれるだろう、と。
最後に、カバンに使う生地の種類は革の他にもあるのに、なぜ革のカバン作りにこだわるのか訊いてみた。
ご主人「革が好きという所から始まっているから」
奥さん「感触が好きというか。やっぱり羊や牛の(革の)感触がね、好きなんだと思います」
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ご店主である松本ご夫妻のツー・ショット
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