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■ 3月31日から4月29日にかけて、時計をフィーチャーいたします。







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■今って、出版不況でマンガ雑誌の休刊も珍しくないじゃないですか。マンガってまだ発展途上なんですかね?

「そうだと思いますよ。売上でいうと、特に雑誌なんか減少傾向にありますけど、国内外含めて、マンガやマンガ的表現に触れる機会が減ったわけではない。むしろ増えていますからね」


■最近は電子書籍の台頭とかもありますが、その辺りはどうお考えですか?

「電子書籍がメジャーになっても、紙がゼロになるっていうのは有り得ないんじゃないですかね。全面的に取って代わるってことはないというか。一定の量までは(紙が)減るということはあっても、ね。紙とウェブ、相互に作用して、それぞれのマンガが発展してゆくんじゃないかな、と考えてますけどね」


■今は転換期というのではない、と?

「過渡期ではあるでしょうけどね、ゆるやかな過渡期だと思いますよ。だから、マンガを作る側も、マンガそのものを柔軟に捉え直しつつ、それは絵柄とかの話だけじゃなくて流通や出版の在り方なんかも含んでるわけですが、多面的にマンガのイメージやキャリアを広げていく必要があるとは思います」


■まだまだ楽しみはこれからって感じですね。本日はありがとうございました。

「ありがとうございました」



(インタビューと文:三坂陽平)