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■ 2月28日から3月30日にかけて、対談本をフィーチャーします







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編集余談

3月11日、雨のち晴れ。

午前中は、過日こりこりと書き上げた『散歩』の原稿を、これまたこりこりと推敲。文章の凸凹をできるだけフラットにしたり、感情的になっていた表現の圭角を(不自然にならないように)取ってやわらかい感じにしたり。ステーキを焼き上げたときに、肉についた油っ気を飛ばすためにブランデーをささっとかけますが、まぁそれのようなものです。

昼からは、(雨が上がったので)神戸三宮のそごうへ。カジュアル・シャツが1枚くらい欲しいなと思ったので。

神戸三宮までは阪急電鉄で。十三(じゅうそう、と読む)で京都線から神戸線に乗り換え、ぶらぶらと列車の旅。線によってやはり客層が多少なりとも違う気がします。どう違うか? それを言うと角が立ちそうなので、言いませんが(立つだろうなぁ)。

三宮に到着。そごうを目指しました。町は活気に溢れていて、外国人が結構多かった。これは港町だからというのもあるんでしょうね。神戸は個人的には好きな町ですが、足はあまり運ばないです。神戸そごうにしても、前回来たのは少なくとも5年以上前になります。お店自体の感じはすこぶる良くて好きなんだし、もうちょっと足繁く通っても良さそうなものですが。

そごうに到着。エレヴェーターで紳士服売場の階へ。エレヴェーターの中は、乳飲み子を抱えた若いお母さんばかり。赤ちゃん、かわいいですね。もちろん育児となると「かわいい」だけでは済まないポイントが山ほどあるだろうとは思いますが。「子供を育てるというのは、これは大変なことなんだぞ。食うかわめくか垂れ流すかだからね、連中は」とフランク・ドレビンさんも言っていましたし(テレビ朝日版)。

紳士服売場へ。いくつかのブランドのお店を散策。お店の方たちはとても丁寧に接客してくれたのですが、それはそれとしてピンとくるものがない。はて、どういうのが良いんだろうな、と思いながら「ムッシュ・ニコル」というお店に立ち寄り。このブランドを私は寡聞にして知らなかったのですが、ここでいくつかのシャツを試着させてもらい、その中でピンときたものがあったので、購入を決めました。いろいろと試着していった中で、店員のおねえさんもそのシャツを指して「こちらが結構良かった」と言ってくれたので、ああ、じゃあやっぱりOKなんだ、と安心して、お会計。

夕方には戻って推敲の続きをこりこりと。夜にはなんとか仕上がり、チェックに提出。さて、どう言われるやら。どきどき。

翌日、3月12日。その買ったばかりのカジュアル・シャツを着て外出。こういうときって、少し高揚感がありますよね。帰り道では予想外の雨に軽く降られましたが(当然、傘は持っていなかった)。まぁいいんですけどね。


(三坂陽平)