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■ 2021年4月に発令された緊急事態宣言と、それに伴う取材活動の大規模な制限を受け、当面の運営を休止。再開時期は(宣言解除の時期が未定である以上)未定。







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編集余談

こんにちは。今日も暑いですね。アツさ指数で言えば付き合いたてのカップルみたいなというか、私が暮らす大阪も暑い日が続いています。そうですね、だいたい摂氏25~30度らへんを記録する日が連続しています。まぁもう6月ですからね。とうに梅雨にも入っていますし。一方、大阪には(いくつかの地域と同様)緊急事態宣言が発令されていて、つまり依然として「コロナ禍」の只中ということです。

この状況下にあっては、ポップ・ミュージックを制作する現場も大変だろうと思います。録音作業というのは、基本、密室で行われます。歌手やスタッフ、エンジニアらがめいめいに感染対策をしながら、クオリティを極力落とさず、仕事をしなくてはなりません。いやはや、お疲れ様です。というわけで、微力ながら労いと感謝の意をこめて、今回は、2021年上半期にリリースされたポピュラー音楽のいくつかを(公式動画と共に)紹介したいと思います。



「激辛LOVE」


3月3日にリリースされた、ビヨーンズの2枚目のCDシングル。彼女達のデビュー・シングルと同様、オリコン週間チャート初登場1位を記録しました。1980年代前半にヒットしたユーロビートの名曲「ドラキュラズ・タンゴ」を、大久保薫が新たにEDM調にアレンジし、星部ショウが日本語詞をつけたものになっています。CDにはいずれかのメンバーのフォト・カードが入っているらしく、私が地元のCDショップで購入した通常盤Aには、1番アタマで「お世辞なんか言わない」と唄っている人(小林萌花というらしい)のカードが入っていました。




「磁石」


同じく3月3日にリリースされた、aikoの14枚目のスタジオ・アルバム『どうしたって伝えられないから』のリード曲。CDシングル化こそされていませんが、アルバムの宣伝でいくつかの音楽番組に出演した折には、この曲を披露したようです。私はNHKの「SONGS」でこの曲が披露されているのを聴いたのですが、率直に「お、ええやん」と感じました。編曲を手掛けたのは、あいみょんやポルノグラフィティでお馴染みのトオミ ヨウ。




「One Last Kiss」


3月10日にリリースされた、宇多田ヒカルのEP(ミニアルバムのようなものでしょうか)の表題曲。3月8日に公開された映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のエンディング曲でもあります。私は同映画を、公開初日のレイトショーで観たのですが、そのエンドロールで初めて聴きました。バラードとは言い難い気がするし、アッパーとも形容し難い。さりとてミディアムかというと、どうだろうとなる。不思議な曲だと思います。この不思議さが「エヴァ」の世界に通じているのかも知れません。




「紫の夜を越えて」


スピッツが3月25日にリリースした、配信限定楽曲。つまりCDには今の所なっていません。TBSの夜のニュース番組「NEWS23」のタイアップ曲みたいですが、確かに1日いろいろあって、ふぅ疲れた、というときに流れてピッタリの曲調ですよね。個人的には、タイトルが「越えて」なのがスピッツらしいなと思います。紫の夜を「超え」るのではなく、あくまで「越え」る。そのさり気ないニュアンスに、スピッツの「あんまり大仰なのもね」といった気質を感じるのです。




「愛されルート A or B?」


6月23日にリリース予定の、アンジュルムの12枚目のシングル曲。作詞は山崎あおい、作・編曲は山崎真吾の山崎コンビ。今年になってアンジュルムのパフォーマンスを(テレビ越しに)見ることがあったのですが、思わず「恰好いい‥」と嘆息してしまいました。たぶんですけど、彼女達は女性から見ても恰好いいんじゃないでしょうか。そういうキャラクターが曲にも、映像にも、十全に表れていると思います。歌詞に関しては「女性はたいへんだな‥」と、しみじみ思うばかりです。


(三坂陽平)