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■ 2月29日から3月30日にかけて、文房具をフィーチャーいたします。







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エヌティーのカッター
オルファと双生児的関係性を持つカッター

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NT 軽作業用カッター A-300GRP

サイズ: 19.3 x 5.3 x 1.5 cm
価格: 税込300円




NT カッタープロシリーズ AD-2P

サイズ: 13.7 x 1 x 1 cm
価格: 税込600円



日本でカッターと言えば、オルファかエヌティーです。
両方大阪の企業だから地元びいきか、って、そんなこっちゃないんです。
使い心地、デザイン、シェアなど、いずれの要素をとっても、
恐らくこの2つのメーカーのカッターのいずれかを持っていれば、
事足りるんじゃないかってくらいなんです。

でもね、切れやすさや安全性など大事なポイントさえおさえていれば、
「カッターなんてどこのでも似たり寄ったりでしょ?」って思いますよね?
実際、エヌティーとオルファには類似性があります。
言ってみれば、双子のような存在なんです。

刃を折るタイプのナイフは、後に「オルファ」を創業する
岡田良男氏が考案した物でした。
しかし資金面などの問題から、日本転写紙株式会社(後のエヌティー)に
協力を要請し、開発、販売に成功しました。
つまり折る刃のカッターは、発明したのは岡田氏(オルファ)ですが、
特許の出願、取得はエヌティーによる、という関係なんです。

後にオルファが創業されると、特許はエヌティーとオルファが共有。
今ではおなじみの「カッター」の名称も、最初に使ったのはエヌティーだそうです。
ちなみにエヌティー(NT)は日本転写紙の略です。

ね? 双子のような存在と言うのは、満更でもないでしょう?
ですから、この2つのうち、どちらかお好みの方を持っていれば良いという
冒頭の意見に帰結するわけなんです。



エヌティーカッターのホームページ






 

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