エナージェル・ユーロ
スラスラ書ける速乾性の水性ゲル・ペン
日頃仕事をしていても、知己に手紙を書いても、何かと縦書きの機会より横書きの機会が多いはず。
別に日本固有の文化の衰退だなんだと言うつもりはない。だが、それならば欧米で愛される文具の方が日本でも愛好されるというものではないか。
日本製でありながら、横書き文化圏内において特に左利きに好評を博したのが、2009年の夏に発表された、ぺんてるのエナージェル・ユーロである。
筆記において先ず肝要なのは、その書き心地。書きにくいペンでは言葉も文章もにごってしまいがちになり、当然使っていて気分もいいものではない。そういった点から見て、水性ペンは油性ペンよりも硬い心地のため敬遠されがちだが、エナージェル・ユーロは水性ゲルインクでありながら油性ペンも凌駕するほどのなめらかなタッチを実現。
そして何より低粘度のゲルインキのため乾く時間がはやい。つまり書いた文字を手でこすってしまうなどという心配がない。ために欧米の左利きにウケたわけだが、これは縦書き圏の右利きにも当然応用される。
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エナージェル・ユーロ(3色)
青・黒・赤
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そのスリムさから握りやすさもキープされ、また重さも約10gと持ちやすいもの。グリップ部分はラバーがあるためスラスラ書けて気分がいい。
色は赤、青、黒とあり、価格も178円とリーズナブルである。
イートンペンシル
銀座・伊東屋のロング・セラー鉛筆