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■ 3月31日から4月29日にかけて、時計をフィーチャーいたします。







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日本一怖いトイレットペーパー
「リング」原作者とコラボした、恐怖のトイレットペーパー

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今はもうそんな話をあんまり聞きませんが、21世紀になってすぐのころ、日本のホラー映画をアメリカがリメイクする、というムーヴメントがありました。むろん、日本で起こっていたホラー・ブームに目を付けてのことでしたが、あの頃(2000年前後)は異常なまでにホラーが流行っていました。「呪怨」「ISOLA」「ほんとにあった怖い話」などなど、1人でトイレに行けなくなる環境が整っていたと言っても過言ではないでしょう。過言かもしれませんが。

中でも人々の印象に残っているのは、あの山村貞子というダーク・ヒロインを生み出した「リング」ではないでしょうか。私自身、ビデオで初めて「リング」を観た時は恐さのあまり、モニターからダッシュで逃げました。そのくらいインパクトがあったんです。もっとも映画は映画独自の表現で貞子を描いていたのであって、原作の小説では、貞子はコンピュータ・ウイルスの一種だった・・・という、SFオチだったのですが・・・


「日本一怖いトイレットペーパー」
価格:オープン
良質な紙は、良質な水がある地域で作られる、と言います。良質な水を育む地・静岡県に本社を置く林製紙では、「リング」の原作者である鈴木光司さんの短編小説「ドロップ」が印刷されたトイレットペーパー・「日本一怖いトイレットペーパー」を2009年6月より展開しています。

<水気の多い閉ざされた空間は怖い話の舞台に合う。>こんなイントロで始まるホラー小説が、幅11.4センチ、長さ30メートルのトイレットペーパーに印刷されているのです。「鈴木さんの地元が浜松だったので、静岡に縁があったから」という縁(えにし)で、発売されることとなったらしいのですが、それはともかく、「怖くて1人でトイレに行けない」を「1人でトイレに行ってから怖くなってもらう」という図式に転換したのは、ある種の逆転の発想と言えましょう。

もちろん、読み終わったら仄暗い水の底へ流していただいて大丈夫です。


会社情報

・社名:林製紙株式会社
・設立:1955年
・本社所在地:〒417-0847 静岡県富士市比奈626
・電話番号:0545-34-1441
・工場:静岡県
・ホームページ:林製紙株式会社







 

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