日本語 | English

■ 8月31日から9月29日にかけて、神社をフィーチャーいたします。







Atom_feed
ゼブラ「ニューハード」
日本でボールペンと言えば、やはりこれ!

LINEで送る

油性ボールペンの代表格と言えば、やはりゼブラの「ニューハード」でしょう。皆さんも勤務先の机の中やペン立ての中に見かけたことがあるのではないでしょうか? このインク残量が判りやすいボールペンこそ、ボールペンの日本代表と言って過言ではありますまい。値段も80円前後とお手軽で使いやすく、万が一折れたり無くしたりしてもそんなには惜しくない金額。まさに実用主義のボールペンです。



「ニューハード0.7」

重量: 79 g
芯: 0.7 mm
価格: 税抜80円

大人にとっての文房具、その中でも筆記具の筆頭と言えば、やはりボールペンになると思います。大事な書類にサインする時、宅配便の宛名を書く時など、大人が使う筆記具としては、やはり鉛筆やシャーペンより、ボールペンが妥当です。ボールペンを持ってない大人なんて、爪のない鷹のようなもの。

そう思うわけですが、私てっきりボールペンといったら、全国全世代に於いて油性ボールペンを指すものだと思っていました。あの、どんな紙にでも大抵は書きやすく、筆圧もそんなに要らない油性ボールペンこそ、ボールペンのスタンダードだとばかり認識していたんですが、21世紀に入って、水性や中性のボールペンが油性のシェアをおびやかしているそうです。事実、2011年度の油性ボールペンの市場規模は前年度比1.6%減の187億円。それに対し、水性ボールペンは、前年度比6.0%増の158億円と推計しています。(いずれもメーカー出荷金額ベース)

油性ボールペンと水性ボールペン。両者の違いはインクです。前者は油の中に染料が溶かし込まれているのに対し、後者は水をベースにしているため、粘度が低いのです。ちなみに中性も水ベースなのですが、特殊な薬剤を添加して、固体と液体の間の、いわゆる「ゲル」状になったインクが使われています。

文房具の世界も日進月歩ですから、使い勝手の良い水性、中性のボールペンもたくさんあると思います。しかし私がオフィシャルな場で使うとしたら、水性や中性より油性のボールペンを選びます。あの確かな筆致と消えなさは、ある種の信用性を担保してくれている気がしますし、修正液の上から書いたりすることを考えれば、やはり適任なのは油性です。


ZEBRA | ゼブラ株式会社




 

開明墨汁
明治時代に作られた、墨汁の先駆者

「アレックス」のハサミ
ドイツもお墨付き、「刃物の町」のハサミ