こんにちは。と、挨拶の次に唐突ですが、ちょっとお訊ねします。定規ってありますよね。あれ、何のために使うことが多いですか? 線を引くため。なるほど、あると思います。でも(こう言っちゃうのもナンですが)単純に直線を引くだけなら、たとえば雑誌だとかDVDケースだとかを使っても、引けないことはない。ですよね?
とすると、定規が定規である理由は、定規の主な機能とは、寸法を測ることにあるのではないでしょうか。当たり前だろ、そんなこと。そう言われるかも知れません。
いわく、厳密に言うと、定規とは「平面上の任意の二点を通過する(あるいは繋げる)直線を引く」ためのものらしいです。寸法を測るのは「物差し」なんだとか。ふぅん。でもそんな細かい定義をいちいち気にして文具を買ったりしないですよね。普通、定規といえばたいがい目盛りがついているんだから、それで寸法を測って何が悪い、って話です。
白黒定規(ブラック)30cm
品番: APJ281B
材質: アクリル製
上の定規を見て下さい。レイメイ藤井の白黒定規(30センチ)なんですが、黒い定規に白文字で目盛りが書かれているのが一目でわかると思います。何だこりゃ、と思われるかも知れません。でもこれが見やすいと評判なのです。
そうなんです。定規は寸法を測るためにある。それなら目盛りが見やすい(目盛りを視認しやすい)定規のほうがいいに決まっています。そこで黒をベースにして、白文字で抜いた。これだけでグッと目盛りを視認しやすくなる。PCの画面でも、一番見やすいのは、背景が黒で文字が白である場合と言います。こういう定規が案外あるようでなかったのです。
白黒定規(ブラック)10cm
品番: APJ128B
材質: アクリル製
かてて加えて、5センチごとに目盛りの数字が特徴づけられている。全体的にコントラストが効いているというか、こういうところが「視認しやすさ」として機能しているのだと思います。
おまけに、定規の下部をご覧下さい。実はこれ、端っこが0から始まる仕様になっているんです。だいたいの定規って、実際の端っこと0の間にちょっとの隙間がありますよね。それを取っ払った仕様になっているわけです。もちろん実際に使いやすいかどうかは個人差があると思います。でも、使いやすさや実用性を追求した定規であることは、おそらく否定しがたいのではないでしょうか。このシリーズには直線定規の他、三角定規や分度器もあります。