こんにちは。今回は模型ではなく、塗料です。すでにご承知の方も多いかと存じますが、模型の場合、さぁ組み立てた、次は色塗りだ、というタイプが存在します。そうなるとこういったラッカー塗料が欠かせなくなるわけですね。
FOK アクセルS 30-2 マゼンダ
内容量:70ml / 税別650円
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国内で、模型におけるラッカー塗料メーカーのベスト3となると、GSIクレオス、ガイアノーツ、フィニッシャーズとなるでしょう。おそらく。それは売上がどうの性能がどうのといった話ではなくて、入手しやすさや価格帯などを独断的に考えるとそうなるんじゃないかな、という話です。あくまでも独断ですので、悪しからずご了承ください。
しかし『モデルグラフィックス』(大日本絵画、2017年9月号)を参照すると、たぶん国内で一番ポピュラーな塗料であろうGSIクレオスの「ミスター・カラー」は、実際の製造元は藤倉化成である、つまりOEMであるということでした。別にOEMの是非を問うているわけではありません。塗料の世界には企画、販売を行なう会社と製造元がイコールでない場合があるということです。
続くガイアノーツも自分達で塗料を製造しているわけではありません。それは彼らの会社概要からも明らかです。フィニッシャーズに関してはほぼ個人ブランドですから、言及するまでもない気がします。
で、やっと眼目の
藤倉応用化工の「アクセルS」なのですが、実際にこの会社が製造している塗料です。ちなみに先述の藤倉化成とは別の会社なので、ご注意ください。埼玉の工場で製造されるこの塗料。塗料としてどうかというのは個人の判断に委ねて然るべき所でしょうが、OEMではないので割安で(つまりヴォリュームの割に安価で)手に入ります。入手はしにくいので、大多数が通販での入手になるかと思いますが。