マックスファクトリーのフィグマ
実現された、低価格でよく動くキレイなフィギュア
フィグマ(figma)というのを、ご存知だろうか? アクション・フィギュアの一種として人気を博しているシリーズのひとつだが、日本のフィギュア界を語る上で、極めて重要なシリーズといえよう。
根幹となるテーマが、「美しさと可動の両立」と謳われるように、原作(二次元モノが主流だが、実際の人物がモデルとなる場合もある)のフォルムのイメージやデザインを崩すことなく丁寧に作りこまれた繊細なシルエットと、それを受けての造形は全く不自然さのない「動き」を実現している。高い可能性で、「原作ファンの期待に応えるポージングも出来る鑑賞物」となり得るわけだ。
また、この大きさが丁度良いというのもある。いわゆる手の平サイズ。「お気に入りのキャラクターを貴方の手に」なんて感じの小悪魔的フレーズがファンのハートをくすぐってやまない、実にウマいサイズだろう。
企画・開発はマックスファクトリーが、高品質なフル可動ガレキを驚きの低価格で繰り出したことで一躍有名になったアクション・フィギュア原型師である浅井真紀氏とタッグを組んでおこなっている。浅井氏のウデと人柄を信用してフィグマを購入するファンもかなり多いという。
さてさて、よく動くということはジョイント部分の破損も結構起こる、ということだが、部品交換などのアフター・サービスの充実振りも嬉しいところ。
なお、今年の年末には、ヴォーカロイド「初音ミク」のGT仕様とも言うべき「レーシングミク」の2012年版がニコニコ直販にて登場する予定である。
※全画像はAmazon.co.jpからのものとなります。
・マックスファクトリー公式サイト
・figma公式サイト
・figma公式ブログ
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